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ワンタイムFXライト【検証とレビュー】

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ワンタイムFXライト【検証とレビュー】

ワンタイムFXライト【検証とレビュー】

D評価

『ワンタイムFXライト』検証とレビュー

本日は、エーワントレード株式会社が販売するFX情報商材『ワンタイムFXライト』を検証レビューします。

ワンタイムFXライト
ワンタイムFXライト
販売元:エーワントレード株式会社
発売日:2012年8月16日
内容:FXシグナル配信サービス
公式サイト:http://aonetrade.jp/1timefxlite/

今どき珍しいFXシグナル配信サービス

『ワンタイムFXライト』はFXのシグナル配信サービスです。

最近はほとんど見かけなくなったFXシグナル配信サービスですが、FX情報商材黎明期には雨後のたけのこ並みに登場・乱立していました。

その大半(というか全て)が、成績不振でフェードアウトして消えていったという苦い歴史があります。

『ワンタイムFXライト』はどのようなFX商材か?

FXシグナル配信サービス(1日1回、早朝にシグナルが届きその日に決済)

『ワンタイムFXライト』シグナル配信サービスは、1日1回、早朝にシグナルが届いて、その日のうちに手仕舞いするデイトレシグナルです。

月〜金の毎朝7時(冬時間は午前8時)に売買シグナルがメールで届きます。サインどおりにエントリーし、OCO注文(指値・逆指値)を入れておきます。その日の21時までにTP/SLに届かなかった場合は、21時で手動決済

最低運用資金(推奨)は、30万円〜。通貨ペアはGBP/JPY(ポンド円)、USD/JPY(ドル円)の2つ。推奨証券会社はDMMFX

配信会社は「金融商品取引業者」なので安心

これまでのシグナル配信サービスは、投資助言代理業の登録もせずに、「もぐり(=違法)」で配信サービスをおこなっていた会社が多かったのも事実。

一方、『ワンタイムFXライト』販売元のエーワントレード株式会社は投資助言代理業登録済みの金融商品取引業者ですので「もぐり」業者ではありません。

金融商品取引業者登録一覧

金融商品取引業者登録一覧

まともな会社がおこなっているシグナル配信会社なので色々と安心できますね。

成績は低迷中…

とはいえ、肝心なのは成績です。金融商品取引業者であったとしても、シグナル配信サービスの成績が伴っていなければ対価を払う意味がありません。

過去成績は、すべて公式サイトにて公開されています。さすが金融商品取引業者ですね。公開されている過去成績にウソ・改ざんはないはず。なぜなら金融商品取引業者・投資助言代理業者ですので、そんな悪質なことをおこなえば御製処分のリスクがあるからです。

ですので、公式サイトの過去成績は嘘偽りのないデータでしょう。ではご覧ください。

2012年
1月 +140pips
2月 +64pips
3月 +156pips
4月 +259pips
5月 +434pips
6月 +356pips
7月 -172pips
8月 -299pips
9月 +315pips
10月 +202pips
11月 +192pips
12月 +234pips
合計 +1881pips
最大DD -615pips
2013年
1月 +262pips
2月 +308pips
3月 +306pips
4月 +368pips
5月 -212pips
6月 -355pips
7月 -154pips
8月 +376pips
9月 +312pips
10月 -245pips
11月 +520pips
12月 +76pips
合計 +1562pips
最大DD -887pips
2014年
1月 +241pips
2月 -257pips
3月 +84pips
4月 -247pips
5月 +288pips
6月 -138pips
7月 -315pips
8月 -241pips
9月 +578pips
10月 +120pips
11月 +528pips
12月 +210pips
合計 +851pips
最大DD -993pips
2015年
1月 +252pips
2月 +153pips
3月 -368pips
4月 +51pips
5月 +191pips
6月 +175pips
7月 +201pips
8月 -376pips
9月 +345pips
10月 -204pips
11月 +373pips
12月 +18pips
合計 +811pips
最大DD -583pips
2016年
1月 +260pips
2月 +833pips
3月 +468pips
4月 +621pips
5月 -62pips
6月 -105pips
7月 -329pips
8月 -64pips
9月 +474pips
10月 +33pips
11月 +296pips
12月 +143pips
合計 +2568pips
最大DD -1064pips
2017年
1月 +223pips
2月 -235pips
3月 +136pips
4月 +205pips
5月 +139pips
6月 -195pips
7月 -288pips
8月 +59pips
9月 -21pips
10月 -291pips
11月 +174pips
12月 +145pips
合計 +51pips
最大DD -883pips
2018年
1月 -62pips
2月 +136pips
3月 -29pips
4月 -229pips
5月 +25pips
6月 +64pips
7月 -185pips
8月 -55pips
9月 -62pips
10月 -81pips
11月 -265pips
12月 -360pips
合計 -1103pips
最大DD -1419pips
2019年
1月 -250pips
2月 +63pips
3月 +26pips
4月 -67pips
5月 +87pips
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
合計 -141pips
最大DD

※成績データは全て公式サイトより引用

いかがでしょうか?2016年までは優秀だった成績ですが、2017年以降は苦戦しています。

  • 2012年…合計+1881pips
  • 2013年…合計+1562pips
  • 2014年…合計+851pips
  • 2015年…合計+811pips
  • 2016年…合計+2568pips
  • 2017年…合計+51pips
  • 2018年…合計-1103pips
  • 2019年…合計-141pips(※5月までの成績)

シグナル配信サービスの難しさを改めて感じさせる成績です。2017年からこのサービスに参加したユーザーは、現在もマイナスのまま(合計▲1193pips)です。2年半に渡ってマイナスから脱出できていないのです。

各年の最大ドローダウンが大きい点が気になる

気になるのは各年の最大ドローダウンの大きさですね。

  • 2012年…最大DD -615pips
  • 2013年…最大DD -887pips
  • 2014年…最大DD -993pips
  • 2015年…最大DD -583pips
  • 2016年…最大DD -1064pips
  • 2017年…最大DD -883pips
  • 2018年…最大DD -1419pips

各年とも、最大ドローダウン(DD)が500〜1000pipsあります。最大ドローダウン(DD)とは、資産のピークからの最大下落幅です。

最大DDが1000pipsということは、これまで積み上げてきた利益から最大でマイナス1000pipsまで落ち込んだことを意味します。

ドル円で1万通貨をレバ25倍程度で運用するならば、必要証拠金はざっくりと4万円。仮に1,000pipsのドローダウンが発生すれば、100円✕1,000pips=100,000円のマイナスが一時的に発生することになります。最低でも10万円以上の証拠金がないと強制ロスカットが発生するレベルです。

10万円の資金でレバ25倍で運用し、最大ドローダウンが1000pips発生すれば口座破綻します。ドローダウンによる口座破綻を避けるには必要証拠金を増やすか、レバレッジを下げなければなりません。

ドローダウンを更新しているときは、配信サービスを受けているユーザーが”試されているとき”です。

(最大ドローダウンを今以上に更新してしまわないだろうか?)
(このまま配信サービスを継続して大丈夫だろうか?)
(もしかするとこれ以上勝てないのではないか?)

結局、他人任せの投資なので、運用元が信頼できなくなれば、継続は難しくなります。

「平均年率31%!1年で1.3倍!」が虚しく聞こえる…

『ワンタイムFXライト』の販売ページには堂々と以下のように記載があります。

平均年率31%!1年で1.3倍!

引用:『ワンタイムFXライト』販売ページ

しかしながら直近3年(2018年〜)は、厳しい状況が続いています。

販売元であるエーワントレード株式会社も成績不振の責任を感じたのか、月額利用料金を10,500円から8,000円へと値下げに踏み切りました。

パフォーマンス低下のため、2019年6月30日まで月額料金を税込み10500円から税込み8000円に値下げいたします。

『ワンタイムFXライト』の欠点

『ワンタイムFXライト』のデメリットについて解説します。以下の欠点が許容できない人は買うべきではありません。

FX商材の欠点(デメリット)

成績不振時に継続するかどうか決断を迫られる

他人任せの運用なので、成績不振に陥ったときに、あなた自身が試されます。このままサービス会社を信じて運用を任せるのか?それとも運用を打ち切るか?

最大ドローダウン時には、胃がキリキリすることでしょう。(このままDDが進めば口座破綻するかもしれない…どうしよう…証拠金を追加するべきか、それともサービスを解約するべきか…)この精神的苦しみに耐えられる人だけが、「平均年率31%!1年で1.3倍!」を享受できる可能性があるわけです。あなたは耐えられますか?

FX商材の欠点(デメリット)

2017年以降は、ロジックが相場に合っていない

2012年〜2016年までは大きなドローダウンを出しながらもトータルではプラスを出していました。

  • 2012年…合計+1881pips
  • 2013年…合計+1562pips
  • 2014年…合計+851pips
  • 2015年…合計+811pips
  • 2016年…合計+2568pips

ところが2017年以降は、不振が続いています。

  • 2017年…合計+51pips
  • 2018年…合計-1103pips
  • 2019年…合計-141pips(※5月までの成績)

2017年以降はこれまでのロジックが相場にあっていない可能性があります。もちろんストラテジーはその時の相場に合わせて微調整をしているとは思いますが、実際問題プラスにできていないのでいまだに迷走しているのでしょう。

2017年1月からこのサービスを受け始めたユーザーは、29ヶ月にわたってずっとマイナスのままです。これは相当厳しいといえます。

それ以前からサービスを受けているユーザーも、現在は資産が絶賛目減り中です。どこかで見切りをつける必要があるかもしれません。

2019年5月以降、成績が盛り返すかどうか?誰にもわからないのです。

FX商材の欠点(デメリット)
  1. 成績不振時に継続するかどうか決断を迫られる
  2. 2017年以降は、ロジックが相場に合っていない

『ワンタイムFXライト』総合評価

D評価

【結論】2017年以降成績を回復できていないシグナル配信サービスに参加する理由が見当たらない
他人任せのシグナル配信サービスはもはや時代遅れか

『ワンタイムFXライト』のここ数年の成績不振は、シグナル配信サービスの難しさを改めて感じさせます。

成績が回復しない『ワンタイムFXライト』を継続している人がどれほど存在するのか?はなはだ疑問です。2017年以降、長期に渡って成績を回復できていないシグナル配信サービスに参加する理由が見当たりません。

2017年1月以降に『ワンタイムFXライト』に参加していれば、あなたの資産は大きく目減りしています。

そして2019年も成績が回復するかどうかは未知数です。なぜなら1月〜5月の合計は未だにマイナスだからです。

2019年
1月 -250pips
2月 +63pips
3月 +26pips
4月 -67pips
5月 +87pips

合計 -141pips

通常の資産運用ならば、即座にほかのサービスに乗り換えるレベルの不振です。「平均年率31%!1年で1.3倍!」を再び再現できる日は果たして訪れるのか?

もはや、他人任せのシグナル配信サービスそのものが時代遅れなのではないでしょうか。

同じ他人任せでも「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」で積み立てしたほうがよっぽどマシです。最低でも年3%で資産が増える可能性が高く、それでいて大きくDDすることは考えにくい投資信託商品です。

あなたがお金が有り余っている物好きな投資家ならば、30万円をドブに捨てるくらいの気持ちで試してみても良いかもしれませんね。

FX商材の欠点(デメリット)
  1. 成績不振時に継続するかどうか決断を迫られる
  2. 2017年以降は、ロジックが相場に合っていない
ワンタイムFXライト
ワンタイムFXライト
販売元:エーワントレード株式会社
発売日:2012年8月16日
内容:FXシグナル配信サービス
公式サイト:http://aonetrade.jp/1timefxlite/
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オリジナル特典(MT4専用ツール)を無料でご提供しています

当サイトから「購入リンク」を通じてFX商材をご購入された方には、以下の3つのオリジナル特典を全て無料でご提供させていただきます。

MetaTrader専用オリジナルインジケーター「SQシリーズ」は非常に完成度が高く、単体でも優位性のあるトレードを行うことが可能です。

その素晴らしさはこちらの動画をご覧いただければご理解いいただけます。

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これらのSQシリーズは、少数精鋭のトレード集団「ザ・シークレット」にて会員向けに配布されたものの一部です。全くの非公開ツールですので他では絶対に入手不可能です。

私自身が「ザ・シークレット」会員であり、SQシリーズの開発者の一人であるため、このサイトでの提供が可能となっています。

まずはこちらの動画をご覧ください。高額FX商材を凌駕するほどの高機能ツールであることをご理解いただけるはずです。


FX手法|一目均衡表の雲と遅行スパンだけを使った必勝法を伝授!

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FX手法|一目均衡表の雲と遅行スパンだけを使った必勝法を伝授!

FX手法|一目均衡表の雲と遅行スパンだけを使った必勝法を伝授!

「一目均衡表」ってどうやって使うの?そもそも勝てる?

一目均衡表ってなんだか難しそうって思っていませんか?知ってるけど使い方がよくわからないくて敬遠しがちですよね、一目均衡表。

今回は、一目均衡表を使ったシンプルトレードを紹介します。シンプルだけど驚くほど精度が高いんです。たぶん、びっくりしますよ。では早速いってみましょう!

一目均衡表についての基本説明は割愛しますね。詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。

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【FX】一目均衡表シンプルトレード|使うのは”雲”と”遅行スパン”のみ

まずは、一目均衡表をカスタマイズします。表示するのは「雲」と「遅行スパン」だけ。

基準線転換線は邪魔なので消しましょう。こんな(↓)感じのチャートになります。パラメーターはデフォルト(初期設定のまま)です。

一目均衡表シンプルトレード「使うのは「雲」と遅行スパンのみ!」

一目均衡表シンプルトレード「使うのは「雲」と遅行スパンのみ!」

どうですか?すごくシンプルでしょ?すっきりしていて気持ちがいいですよね。上のチャートはUSD/JPY(ドル円)の30分足です。

ローソク足と遅行線が雲を抜けたら、即ENTRY

では実際のトレード方法です。こちらもすごくシンプル&明確です。ENTRY判断は2段階でおこないます。まずは「買い」ENTRY。

買いENTRY
  1. まず、ローソク足が雲を上抜ける
  2. その後遅行線が雲を上抜けたら買いでENTRY

売りENTRYはその逆です。

売りENTRY
  1. まず、ローソク足が雲を下抜ける
  2. その後遅行線が雲を下抜けたら売りでENTRY

「一目均衡表シンプルトレード」買いENTRY例

実際のチャートで解説します。まずは買いのパターン。

一目均衡表シンプルトレード|買いENTRY その1

一目均衡表シンプルトレード|買いENTRY その1

まず最初にローソク足が雲を上抜けます(①)。その次に遅行ラインが雲を上抜けます(②)。そのタイミングで買いENTRYです。きれいにトレンドを捉えていることが見て取れますね。

一目均衡表シンプルトレード|買いENTRY その2

一目均衡表シンプルトレード|買いENTRY その2

こちらも、レンジからトレンドへの転換を上手に捉えていますね。

「一目均衡表シンプルトレード」売りENTRY例

次は売りのパターンです。

一目均衡表シンプルトレード|売りENTRY その1

一目均衡表シンプルトレード|売りENTRY その1

上のチャート図は、直近のUSDJPYのビッグトレンドを捉えています。ローソク足が雲を下抜け、その直後に遅行ラインも雲を下抜けています。そのタイミングで売りで仕掛けます。

一目均衡表シンプルトレード|売りENTRY その2

一目均衡表シンプルトレード|売りENTRY その2

こちらも上手い具合に、下降トレンドの戻りからの反転を捉えたきれいなチャートです。

いかがですか?シンプルでしょ?

もう一つ、買いと売りが交差するチャートも見てみましょう。

一目均衡表シンプルトレード|買いと売り

一目均衡表シンプルトレード|買いと売り

最初の買いポイントは素直に転換点を捉えていますね。

次の売りポイントは仕掛け後にグダグダしていますが、利幅はそこそこ取れています。2回目の売りポイントは、すでに遅行線が雲を下抜け済みですね。ローソク足が一度雲に入ってから再び下抜けしたタイミングで売りで仕掛けます。しっかりとトレンド中の「戻り」を捉えていることがわかります。ここで積み増ししてもOKです。

こんなシンプルなロジック(ルール)でも勝てるんですね。

「一目均衡表シンプルトレード」TPとSLについての考え方

一目均衡表シンプルトレードにおける利食い(TP)ポイントは、柔軟性があります。各トレーダーによって色々とアイデアを試してみてください。TPの参考例としていくつか挙げておきますね。

  • 遅行線とローソク足の交差で手仕舞い
  • ローソク足が雲に飲み込まれたら手仕舞い
  • 遅行線が雲に飲み込まれたら手仕舞い

一方のSL(損切り)は直近高値・安値がベターです。買いENTRYならば直近安値にストップを置きます。一方、売りENTRYならば直近高値にストップを置きます。

「雲」の上限・下限をSLとする考え方もありますが、意外とすぐに引っかかってしまうのでオススメしません。トレンドを狙うので、SLは直近高値安値が王道です。

一目均衡表をもっと気軽に使ってみよう!

今回紹介した手法は、「雲」「遅行スパン」だけを表示させてトレードするというシンプルなロジック。特段目新しい手法ではなく、一目均衡表の数あるテクニックの中の一つにすぎません。

中には「雲」しか表示しないというFXトレーダーもいたりします。

難解でとっつきにくい一目均衡表ですが、「こう使わなきゃいけない!」っていう決まりはありません。自由に気軽に使ってみて、デモトレードを繰り返しながら自分なりのストラテジーを構築することが大切です。

グルグルトレイン手法の仕組みを中学生でもわかるように解説!【FX】

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『グルグルトレイン』なにそれ?エグザイルの新曲?

『グルグルトレイン』なにそれ?エグザイルの新曲?

話題の『グルグルトレインFX手法』ってなに?

Twitterで最近よく見かける『グルグルトレイン(グルトレ)』。気になるんだけど、どんな手法なんだろう?って思ったことありませんか?

あるいは、『グルグルトレイン』やってみたいいけど、ほんとうに稼げるのかな?って疑問に感じたりしていませんか?

『グルグルトレイン』の解説を読んでみたんだけど、いまひとつ理解できない…なんて思っている人もいるかもしれませんね。複雑な『グルグルトレイン』の仕組みを初見で理解できる人はそうそういないでしょうね。

今回は、ちまたで話題のFX手法『グルトレ』の正体に迫ります。

『グルグルトレイン』は”両建てリピート”に裁量判断を加えた「半放置型トレード手法」だ

グルトレ開発者は「川崎ドルえもん」

『グルグルトレイン』はFX手法の一つです。開発者は「川崎ドルえもん」氏。

Twitterで多くのユーザーが『グルトレ』を評価していますね。実際に『グルトレ』を実践して実績を出しているトレーダーもいます。

両建てリピート手法に”裁量”を加えた「半放置型」FX手法

グルグルトレインを言葉だけで解説するのはすごく難しいのですが、ざっくりといえば両建てリピート手法に裁量を加えた半放置型手法です。

公式サイトから画像をお借りします。

グルグルトレインは、1円幅の中に20個のIFD注文(買い10個、売り10個=子本体)を10pips(10銭)刻みで設置していきます。さらにサポートと呼ばれる指値注文を1個の合計21個の注文で1セットとなります。このセットが「1円グルグルトレイン」という最小セットになります。

この「1円グルグルトレイン」を、想定したレンジ幅に応じて複数設置(=グルトレの連結)します。例えば想定レンジ幅が4円幅ならば4セット、10円幅ならば10セットを設置することからスタートします。

なんだかわかりにくいですよね?

一定のレンジ幅を想定し(この中をレートが上下すると予測を立て)、その中に買いと売りのポジションをぎっしりと敷き詰めるわけです。そこにリスク調整のための「サポート」と呼ぶ指値注文を追加します。

レンジ相場に敷き詰めた両建てポジション(子本体)が多段階で細かく利確しつつ、逆方向のポジション(子本体)の含み損をサポートポジションによって相殺するという仕組みです。

『グルトレ』の本質は順張りであり、多段階ナンピンによってレンジ相場でも利益を狙う戦略だ

勘の良い人はピンとくると思いますが、これって多段階にナンピンをしていることと同じですね。基本的に順張り狙いであり、レンジでも利益を取ってやろう!という欲張りなトレードです。

多段階ナンピン(子本体)はレンジで利益を取るための手段です。そしてサポートポジションは順張り方向へ動いたときの逆ポジ含み損相殺の役目を担っています。

ナンピンを多段階に仕掛けるわけですから、レートが逆方向に突き進めば当然損切りもしくは口座破綻リスクが増大します。

裁量判断によって「売り買いの方向」を事前に決める

グルグルトレイン手法を運用するには、大前提として、相場がどちらに動くのか、あらかじめ予測しておく必要があります。つまり、ここに裁量判断が大いに必要とされます。

予測方向(上昇・下落)に合わせて、2つのグルトレを使い分けます。

  • 上昇を予測…グルトレロング
  • 下落を予測…グルトレショート

例えばドル円が今後上昇すると予測した場合は、グルトレロングで仕掛けていきます。

ロングとショートの違いは、サポートポジションの建てる方向のみです。グルトレロングは、買いで指値注文し、ショートは売りで指値注文をおこないます。子本体の仕掛けは、ロング・ショートともに同じです。

毎日ポジションをチェックして”利確済みポジション”を新たに建て直す

レートが動けば、ポジションはどんどんヒットし利確をしていきます。利確したポジションは消えますので、新たに建て直します。ですので、ずっと放置しているわけではありません。とはいえ、基本的にチャートを見る必要はほとんどないので、いわば「半放置」ですね。

『グルグルトレイン』のトレードシナリオは「4つ」

グルグルトレインのトレードシナリオは4つあります。ここでは相場が上昇すると予測し、グルトレロングを仕掛けた場合で解説します。

『グルグルトレイン』の仕組みを図で解説

『グルグルトレイン』の仕組みを図で解説

1.思惑通りにレートが伸びた場合…「利益になる」

思惑通りにレートが上昇すれば、子本体の「買いポジション」は次々と利確していきます(各々50銭で利確)。一方、子本体の「売りポジション」は段階的に含み損を抱えることになります。ナンピンしているわけですから当然ですね。この含み損をサポートポジション(買いの指値注文、売りポジションの総量と同額)によって相殺するわけです。トータルでは、順張りポジションの利益が残ってプラスになります。

2.一定幅のレンジをレートが上下しながら推移した場合…「利益になる」

次に、一定のレンジ幅をレートが上下動を繰り返しながら推移するシナリオです。この場合も収益はプラスになります。

レートの上下動により、子本体の「買い」と「売り」がそれぞれヒットしつつ利益を出します。一方のサポートポジションは上下動によって損益がトントンになります。結果的に、子本体の「売り」「買い」の利確分だけプラスになります。

3.逆方向にレートが大きく進み、再び戻した場合…「戻し幅によっては利益になる」

思惑とは逆方向にレートが動いた場合(例えばLong狙いなのに下落した場合)は、子本体とサポートポジションの合計損益は大きくマイナスになってしまいます。

逆方向にレートが動けば、下に連結した1円グルトレセットが発動して、「売りポジション」を次々と利確しつつも「買いポジション」はナンピンをしていくので含み損は増大していきます。さらにサポートポジション(買い)もナンピンするため含み損はダブルで増加します。

ここからレートが戻せば、連結した1円グルトレの子本体の「買いポジション」(ナンピン分)が段階的に含み損を解消しつつ次々と利確します。サポート(ロング)のナンピン分も段階的に含み損を解消します。完全に元のレートまで戻らなくとも、半分以上戻せば収支はトントンです。それ以上戻せばプラスに転じます。

4.レートが逆行し戻らない場合…「損切りもしくは口座破綻」

グルトレロングを設定したにもかかわらず、レートがどんどん逆行(つまり下落)していく…このシナリオが最も恐ろしいパターンです。レートが逆方向に進み続ければ、含み損は凄まじい勢いで急拡大します。

子本体の「売りポジション」は連続して利確しますが、多段階でナンピンする「買いポジション」は含み損を段階的に増大させます。さらにサポートポジション(買い)も段階的にナンピンをおこなうため、こちらも大きな含み損を抱えることになります。

  • 子本体「買いポジション」の含み損
  • サポート「買いポジション」の含み損

2つの含み損がダブルで発生するわけです。

レートが逆行すればするほど、ダブルの含み損が急拡大して証拠金を圧迫することになります。最大逆行幅の見積もりが甘ければ、レート逆行時にロスカット…つまり口座破綻します。口座破綻を避けるには、どこかの段階で莫大な損切りを決断するしかありません。

4つのシナリオをまとめると…

まとめると、以下の図の通りです。

『グルグルトレイン』の仕組みを図で解説

『グルグルトレイン』の仕組みを図で解説

『グルグルトレイン』手法が利益を生み出すには、相場が以下の3つのパターンであることが求められます。

  1. 予測どおりにレートが順行する
  2. 一定のレンジ幅をレートが上下動する
  3. 逆行したレートが戻す

一方、レートが逆行し戻ってこな場合は、損切り(損切り額は莫大)もしくは口座破綻(ロスカット)となります。

『グルグルトレイン』で破綻を避けるには「相場予測」と「緻密な資金管理設定」がキモ

『グルグルトレイン』手法の優位性を発揮するためには、以下の2点が求められます。

  1. 裁量判断による相場予測
  2. 緻密な資金管理(最大逆行幅と必要証拠金の割り出し)

1.裁量判断による相場予測

『グルグルトレイン』は、相場に順張りしつつレンジからも利益を生み出す”欲張りトレード”です

ですので、基本は「順張り」なのです。したがって長期的なトレンド方向を事前に予測する必要があります。今後、相場は上昇するのか?それとも下落するのか?つまり「買い目線」なのか「売り目線」なのか?ということ。

この予測(判断)は、当然各人の裁量に委ねられることになります。あるトレーダーは上昇を予測して「グルグルロング」を設置した。別のトレーダーは同じ相場を見て下落を予測し「グルグルショート」を設置。同じ相場でも、トレーダーによって判断が異なれば、結果も大きく変わってくるのです。

ここが『グルグルトレイン』の難しさでもあります。予測が外れると、厳しい戦いになります。

2.緻密な資金管理(最大逆行幅と必要証拠金の割り出し)

『グルグルトレイン』は、逆方向にレートが動けば自動的にナンピンをおこなっていきます。なので、含み損を常に抱えるリスクがあります。

レート逆行幅が大きければ大きいほど、含み損は加速度的に巨大化します。なぜなら、子本体の段階ナンピンに加え、サポートポジションもナンピンするからです。つまりダブルで含み損が肥大するのです。

『グルトレ』運用は、この含み損に耐えられるだけの資金(証拠金)を用意する必要があります。

いくら用意すればよいのか?まず、最大逆行幅を決めます。ここまでは逆行しないだろうと想定できるレートを決めます。たとえばドル円が現在100円ならば、80円までは下げないだろう…つまり最大逆行幅は20円。

この場合、19円までレートが逆行しても耐えられるだけの証拠金を口座に入れることが求められます。万が一20円になればロスカット(口座破綻)です。もしくはロスカットされないために証拠金を追加することが必要。

通常のトレードに比べ、ナンピンを2種類(子本体とサポート)設定するため、逆行時の証拠金侵食率も倍です。つまり安全に『グルトレ』を運用するには、かなりの資金量が求められるのです。

思惑通りに稼動すれば「数百万円の運用資金で、1日数千円の利益」つまり、得られる利益に対して莫大な資金が必要であることを知っておくべきです。

開発者ご本人のTweetにあるように、ひと月で「5万円」の利益を目指すならば、最低「500万円」の資金が必要です。

『グルグルトレイン』本(Kindle)の評価は分かれるがどちらも正しい

かけ足で『グルグルトレイン』の概略を解説しました。『グルトレ』をしっかり勉強したい!という人には、書籍(Kindle本)が出ているのでそちらを購入することをオススメします。

出版形態は「Kindle」のみですので、残念ながら紙の本はありません。価格は3,500円と割と高額ですが、複雑な初期設定について噛み砕いて解説されているのでおすすめです。

Amazonのレビューは評価が二分していますが、どちらの評価も正しいです。メリットに注目するか、デメリット(リスク)に注目するかの違いにすぎません。

詳しくは、底辺高校卒業生が教えるFXトレード新手法【グルグルトレイン】のレビューを読んでみてくださいね。

『グルグルトレイン』はやるな!グルトレをススメない5つの理由

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『グルグルトレイン』はやるな!グルトレをススメない5つの理由

『グルグルトレイン』はやるな!グルトレをススメない5つの理由

グルグルトレインをやってみたい?…やめておけ

FX業界を騒がせている『グルグルトレイン』。まだまだ盛り上がりそうですね。

『グルグルトレイン』がどのような手法なのかについては、以下の記事にまとめましたので、よく知らない人は是非読んでみてください。

ところで、『グルトレ』ってほんとうに稼げるのでしょうか?

片手間でお金を増やせる夢のような手法なのでしょうか?

今回は、そのあたりを詳しく説明します。先に結論から述べると『グルグルトレイン』FX手法はオススメしません。理由は5つあります。

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理由1.初期設定が非常に面倒だ(21個〜410個の注文を設定する)

『グルグルトレイン』の初期設定は、想像以上に面倒です。

第1段階として、『グルグルトレイン』の最小単位である「1円グルグルトレイン」と呼ばれるセットを作ります。公式サイトから画像をお借りします。

「1円グルグルトレイン」は、1円幅の中に20個のIFD注文(買い10個、売り10個=子本体)を10pips(10銭)刻みで設置し、さらにサポートと呼ばれる指値注文を1つ加えます。

  1. 買いのIFD注文 ✕ 10個
  2. 売りのIFD注文 ✕ 10個
  3. 指値注文(売りor買いどちらか) ✕ 1個

注文の合計は21個です。この21個の注文が「1円グルグルトレイン」の中身であり、『グルトレ』の最小単位です。

これだけでは終わりません。

次に、「1円グルグルトレイン」を想定レンジ幅にぎっしりと敷き詰める作業をおこないます。

たとえば10円のレンジ幅を想定した場合、「1円グルグルトレイン」を1円刻みで10個敷き詰めます。

104円〜105円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
103円〜104円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
102円〜103円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
101円〜102円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
100円〜101円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
99円〜100円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
98円〜99円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
97円〜98円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
96円〜97円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする
95円〜96円…1円グルグルトレイン(=21個の注文を設置)をセットする

合計で210個の注文を手作業にて設置していくことになります。

これが10円幅(レンジ幅)での『グルトレ』設置作業になります。もしも20円幅でレンジを想定するならば、この倍の作業が必要になります。合計420個の注文を手作業にて設定しなければなりません。

なかなかの作業量だと思いませんか?実際にやってみると骨の折れる作業です。

理由2.放置ではない(毎日チェックし必要に応じて注文設定する)

オススメしない理由その2は、グルグルトレインが放置ではないということ。

先ほどの設置作業を済ませてしまえばあとは放置…ということではありません。

『グルトレ』が稼動を始めると、レートの動きに合わせて次々と注文が刺さり決済してポジションが消えます。決済して消えたポジションはそのままにしておくのではなく、新規ポジションを手作業にて建て直します(再設定作業)。

毎日『グルトレ』の稼働状況を見てポジションをチェックし、消えたポジションを確認して新たなポジションを建てる…この作業をずっと継続する必要があります。

もしもこの作業を怠ると、売りと買いのポジションバランスが崩れ、『グルトレ』の優位性が発揮できなくなります。

ポジションチェックと新規ポジションの再設定作業は、必須だと考えておく必要があります。

グルトレEA(有料:17,800円)を使うことで自動化は可能です。

理由3.正しい相場観に基づく「裁量判断」が絶対的に求められる(再現性は50%)

『グルトレ』の本質は順張りであり、多段階ナンピンによってレンジ相場でも利益を狙う戦略です。順張りであるということは、相場の方向を正しく見極めるための相場観(大局観)が絶対的に必要です。

この先、為替相場は上昇するのか?それとも下降するのか?まずは、上昇相場であるのか下降相場であるのかを予測して、どちらかを選択する必要があります。上昇相場であると予測すれば、グルトレロングを設置します。一方、下降相場であると予測したならば、グルトレショートを設置します。

  • 上昇を予測(買い目線)…グルトレロング
  • 下落を予測(売り目線)…グルトレショート

どちらを選択するのかについては各トレーダーによって異なり、トレード経験に基づく裁量判断が大いに求められます。

つまり、『グルトレ』の再現性は、100%ではなく50%なのです。

あるトレーダーは「買い目線」でサポートポジションを「買い」で入れる、別のトレーダーは「売り目線」でサポートポジションを「売り」で入れる…そうすると結果は全く変わってしまいます。

もしもあなたがUSD/JPY(ドル円)の上昇を予測して「グルトレロング」を設定したとします。ところがあなたの予想に反して下落してしまったら?非常に厳しい戦いがあなたを待っています。含み損が急速に拡大し、あなたの証拠金を圧迫します。場合によっては莫大な損切りが発生して『グルトレ』運用停止、撤退せざるを得ないことも十分にありえます。

結局、順張りトレードが『グルトレ』の本質である以上、相場の方向性を読むためのスキルがトレードの成否を大きく分けることを知っておくべき。

ほったらかしで稼げるほど相場は甘くないということです。

各人の相場観によって利益を伸ばせたり、莫大な損切りで終わったりするのが『グルグルトレイン』です。

初心者がいきなり『グルグルトレイン』で利益を出せるかといえば「ノー」です。また中級者以上でも相場を読み間違えば、(労が多いわりには)ほとんど利益が出せません。

理由4.”両建てナンピン”をするため必ず「含み損」が発生する(しかも巨額の含み損)

『グルトレ』は多段階両建てナンピンをおこなう特殊な手法です。レートがどちらに進もうが「含み損」は必ず発生します。

最初に予測した方向にレートが進めば、「含み損」は発生しますがそれを打ち消すためのサポートポジションが相殺してくれるためストレスはありません。

一方、予測と逆方向にレートが進めば、「含み損」が一気に膨れ上がります。なぜなら、子本体の含み損に加え、サポートポジションも含み損を抱えるからです。つまり2倍の勢いで含み損が増大するわけです。これはなかなかのストレスです。

レートは上下動を繰り返しながら相場を形成するため、常に含み損が増減するわけです。レートが逆方向から戻れば当然含み損は軽減されますが、戻らずにどんどん逆行すれば証拠金が圧迫され、破綻リスクが高まります。『グルグルトレイン』は、常にこうしたストレスと隣合わせです。

ストレスを軽減して安全な運用をするためには、含み損が増えても問題ないくらいに莫大な証拠金を用意するか、建てるポジションを極限まで小さくする(=得られる利益もわずか)か、この2つしか道はありません。

理由その5.資金効率が極めて悪い(多額の運用資金が必要な割に得られる利益はわずか)

『グルグルトレイン』はナンピン手法ですので、含み損リスクを計算して資金運用することが求められます。

通常のナンピン手法に比べ、サポートポジションもナンピンするため、レートが逆行した場合の含み損(マイナス)は2倍です。含み損が2倍の勢いで増加するため、必要とされる証拠金の額も莫大になります。

最初に、現在レートがどこまで逆行するかを予測して、その逆行幅に耐えられるだけの必要証拠金を用意しなければなりません。一例として…

  • 5円の逆行に耐えるには、254,500円以上の証拠金が必要
  • 10円の逆行に耐えるには、1,007,000円以上の証拠金が必要
  • 15円の逆行に耐えるには、2,259,500円以上の証拠金が必要
  • 20円の逆行に耐えるには、5,620,000円以上の証拠金が必要

もしも10円の逆行を予測し、それに耐えるだけの証拠金を110万円用意していたとします。そして11円の逆行が発生したら…あなたの口座は破綻します(ロスカット)。その際にあなたが失うお金は110万円です。

20円の逆行に耐えるには、560万円以上の資金が必要なのです。安全に運用したいならば最低でも500万円は用意するべきでしょうね。それでも20円逆行すれば500万円を失うのです。

『グルトレ』は莫大な資金力のあるトレーダー向きのFX手法といえます。

もちろん、ロット数を10分の1に設定すれば必要とされる資金量も10分の1になります。そのかわり得られる収益も10分の1です。

川崎ドルえもんのTweetにあるように、資金500万円で得られる利益は、月5万円程度です。

10分の1の50万円の資金ならば、手にする利益は5000円です。

  • 資金500万円…月の利益は5万円
  • 資金50万円…月の利益は5000円
  • 資金5万円…月の利益は500円

しかも、上に挙げた利益は絶対に手にできる利益ではありません。『グルトレ』が上手くいった場合の利益であり、保証されているわけではないのです。

10万円程度の資金では、月に1000円稼げるかどうか?というレベルです。

しかも最終的に利益確定するまで相応の期間が必要です(例:逆行した相場が戻るまでetc.)。つまり長期間、資金(大金)が拘束される手法なのです。

それでもあなたは『グルグルトレイン』をやってみたいですか?

結論:グルグルトレイン手法は「割に合わない」

『グルグルトレイン』をおすすめしない理由は全部で5つです。

  1. 初期設定が非常に面倒だ(21個〜410個の注文を設定する)
  2. 放置ではない(毎日チェックし必要に応じて注文設定する)
  3. 正しい相場観に基づく「裁量判断」が絶対的に求められる(再現性は50%)
  4. ”両建てナンピン”をするため必ず「含み損」が発生する(しかも巨額の含み損)
  5. 資金効率が極めて悪い(多額の運用資金が必要な割に得られる利益はわずか)

手に入れる(かもしれない)利益に比べて、必要とされる資金や手間(設定作業)が割に合わないと思うのは私だけではないはず。

もちろん、それでも『グルトレ』やってみたい!と思うのでしたら、それは自由ですので止めません。なにごともやってみなければわからないこともあります。月利1%、年利でいえば12%です(ただしうまくいった場合)。

数百万円レベルの余裕資金があり、逆行時の含み損ストレスに耐えられるならば、『グルグルトレイン』にチャレンジしてみても良いでしょうね。

『グルグルトレイン』を絶賛する記事あふれれていて気持ち悪いので、今回はちょっと別の視点から『グルトレ』を考察してみたお話でした。

【FX】必見!今すぐフォローすべきTwitterアカウント|おすすめ30選

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【FX】必見!今すぐフォローすべきTwitterアカウント|おすすめ!

【FX】必見!今すぐフォローすべきTwitterアカウント|おすすめ!

Twitterアカウントで情報収集したいけど、いったい誰をフォローすればいいの?

FXを始めたら、情報収集は不可欠ですよね。一番身近ですぐに始められる情報収集といえば、やっぱりTwitterですね。

有名FXトレーダーや、アナリストの多くがTwitterアカウントを持っていて、日々、有益な情報を発信してくれています。でも、あまりにもアカウントの数が多すぎて、どのアカウントをフォローすれば良いか迷いませんか?

今回は、FX初心者が最初にフォローすべきアカウントをジャンル別にピックアップして紹介します。

ここに紹介したアカウントを全てフォローしようということではありません。

この中で、あなたが気になったアカウントだけをフォローすればOKです。そのアカウントがフォローしている別のアカウントをチェックしてみるなど、芋づる式に興味深いアカウントを見つけていくのも楽しいと思いますよ。

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おすすめ「FXアナリスト」Twitterアカウント

おすすめ著名アナリストのTwitterアカウントを集めました。一人だけをフォローするのではなく、最低でも二人はフォローしましょう。一つの事象を二つ以上の側面から分析し検証することで、フラットな視点を持つことができますよ。

誰をフォローすればよいかわからない…という場合は、とりあえず上から3人のアナリストをフォローしておけば問題ありません。

滝田洋一(日本経済新聞・WBS)
滝田洋一(日本経済新聞・WBS)
アカウント:@yoichitakita
フォロー:27
フォロワー:13,907
登録日:2015年4月に登録
公式サイト:nikkei.com
水上紀行STAFF
水上紀行STAFF
アカウント:@mizukamistaff
フォロー:60
フォロワー:1,747
登録日:2014年2月に登録
公式サイト:banya-mktforecast.jp
Yoshiko Matsuzaki
Yoshiko Matsuzaki
アカウント:@LondonFX_N20
フォロー:342
フォロワー:30,146
登録日:2010年9月に登録
公式サイト:londonfx.blog102.fc2.com
陳 満咲杜
陳 満咲杜
アカウント:@chinmasato
フォロー:814
フォロワー:18,648
登録日:2011年4月に登録
公式サイト:chinmasato.com
エミン ユルマズ (JACK)
エミン ユルマズ (JACK)
アカウント:@yurumazu
フォロー:829
フォロワー:43,034
登録日:2018年1月に登録
公式サイト:millioneyes.jp
マーフィー(柾木利彦)
マーフィー(柾木利彦)
アカウント:@murphyFX
フォロー:25
フォロワー:21,408
登録日:2010年4月に登録
公式サイト:span-model.com

Twitterアカウントを持っていない一押しアナリストが一人います。川合美智子さんです。Twitterはありませんが、公式ブログがあるので、そちらを是非チェックしてください。

FXアナリストを誰か一人に絞るならば、断然川合美智子さんが一押しです。

おすすめ「ニュース系」Twitter公式アカウント

おすすめニュース系メディアの公式Twitterアカウントを紹介します。これらのアカウントを2つくらいフォローしておき、流し読みをすれば、ある程度の世界情勢はざっくりと把握できますよ。

ちなみに、日本のニュース系アカウントは「ゴミ」ですよ。決してフォローしないように。

CNN
CNN
アカウント:@CNN
フォロー:1,107
フォロワー:42,048,675
登録日:2007年2月に登録
公式サイト:cnn.com
BBC News (World)
BBC News (World) 
アカウント:@BBCWorld
フォロー:70
フォロワー:25,173,541
登録日:2007年2月に登録
公式サイト:bbc.com/news

備考:CNNとBBC News (World) のツイートはすべて英語なので、英語が苦手な人は無理してフォローしなくても良いと思います。とはいえニュース系ではどちらも最大手なので、できれば翻訳するなどしてチェックしてほしいです。一応日本語版の公式Twitterもあります。

ただ、日本版のTwitterはツイートの中身が公式版と全く違うので、やはり英語圏で読まれているCNN・BBC News (World) の方が断然オススメです。

ブルームバーグニュース日本語版
ブルームバーグニュース日本語版
アカウント:@BloombergJapan
フォロー:25
フォロワー:268,368
登録日:2010年5月に登録
公式サイト:bloomberg.co.jp
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
アカウント:@WSJJapan
フォロー:33
フォロワー:919,267
登録日:2009年6月に登録
公式サイト:jp.wsj.com

おすすめ「FXトレーダー」Twitterアカウント

Aki@FX 重要局面だ!株も為替も!
Aki@FX 重要局面だ!株も為替も!
アカウント:@aki_fx1
フォロー:1,133
フォロワー:39,603
登録日:2017年7月に登録
公式サイト:
ジュン
ジュン
アカウント:@jun123789
フォロー:590
フォロワー:2,863
登録日:2013年10月に登録
公式サイト:junfx123789.blog.fc2.com
オレ的ゲーム速報JIN@FX投資部
オレ的ゲーム速報JIN@FX投資部
アカウント:@oreteki_douga
フォロー:32,689
フォロワー:33,651
登録日:2015年1月に登録
公式サイト:youtube.com/user/jin115xx
大手企業為替担当DakarのFX雑記!
大手企業為替担当DakarのFX雑記!
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公式サイト:shototabata.com/blog-list/
プロニート仙人ORZ@FX
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公式サイト:海外fxブログ.jp
鈴@セミリタイア生活中
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アカウント:@semiritaia_suzu
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登録日:2017年10月に登録
公式サイト:semiritaiafx.com
M.HASEGAWA
M.HASEGAWA
アカウント:@Fx_Trader_Style
フォロー:0
フォロワー:36,752
登録日:2015年1月に登録
公式サイト:fx-trader-style.com
KAZMAX(吉澤和真)
KAZMAX(吉澤和真)
アカウント:@Kazmax_83
フォロー:215
フォロワー:118,370
登録日:2011年10月に登録
公式サイト:なし
ぶせな@個人投資家
ぶせな@個人投資家
アカウント:@busena_fx
フォロー:6
フォロワー:991
登録日:2019年3月に登録
公式サイト:busenablog.com
順張りいっちゃん
順張りいっちゃん
アカウント:@Ichan_fx
フォロー:31
フォロワー:1,962
登録日:2018年8月に登録
公式サイト:hi-prettyfx.com

FX証券会社Twitter公式アカウント一覧

最後に、FX証券会社の公式Twitterアカウントを紹介します。あなたが使っているFX証券会社のTwitterはフォローしておくと、なにかと役立ちます。

外為どっとコム
外為どっとコム
アカウント:@gaitame_com
フォロー:41
フォロワー:44,681
登録日:2010年3月に登録
公式サイト:gaitame.com
はっちゅう君(GMOクリック証券)
はっちゅう君(GMOクリック証券)
アカウント:@GMO_ClickSec_PR
フォロー:0
フォロワー:32,228
登録日:2010年9月に登録
公式サイト:click-sec.com
YJFX!
YJFX!
アカウント:@YJFXinc
フォロー:5
フォロワー:4,338
登録日:2010年2月に登録
公式サイト:yjfx.jp
DMMFX
DMMFX
アカウント:@DMM_FX
フォロー:0
フォロワー:3,320
登録日:2010年4月に登録
公式サイト:http://fx.dmm.com/fx/
マネックス証券
マネックス証券
アカウント:@MonexJP
フォロー:8
フォロワー:31,923
登録日:2010年7月に登録
公式サイト:monex.co.jp
みんなのFX【経済指標】|トレイダーズ証券
みんなのFX【経済指標】|トレイダーズ証券
アカウント:@Min_FXindicator
フォロー:1
フォロワー:999
登録日:2018年4月に登録
公式サイト:min-fx.jp
SBIリクイディティ・マーケット
SBIリクイディティ・マーケット
アカウント:@SBILM
フォロー:1
フォロワー:49,595
登録日:2010年7月に登録
公式サイト:sbilm.co.jp
らいおん料理長(ヒロセ通商)
らいおん料理長(ヒロセ通商)
アカウント:@FX_Lion_Chef
フォロー:13
フォロワー:21,939
登録日:2014年7月に登録
公式サイト:hirose-fx.co.jp
マネパ公式
マネパ公式
アカウント:@ManepaOfficial
フォロー:9
フォロワー:4,635
登録日:moneypartners.co.jp
公式サイト:2015年2月に登録
FXプライム by GMO
FXプライム by GMO
アカウント:@fx_prime
フォロー:3
フォロワー:6,596
登録日:2010年2月に登録
公式サイト:fxprime.com
楽天証券
楽天証券
アカウント:@RakutenSec
フォロー:30
フォロワー:21,429
登録日:2009年10月に登録
公式サイト:rakuten-sec.co.jp
【公式】外為オンライン
【公式】外為オンライン
アカウント:@gaitameonline
フォロー:0
フォロワー:5,106
登録日:2009年11月に登録
公式サイト:gaitameonline.com/tweetpolicy.jsp
セントラル短資FX
セントラル短資FX
アカウント:@CTFX
フォロー:462
フォロワー:24,497
登録日:2010年3月に登録
公式サイト:central-tanshifx.com
FXTF_MT4
FXTF_MT4
アカウント:@FXTF_MT4
フォロー:12
フォロワー:5,618
登録日:2014年4月に登録
公式サイト:fxtrade.co.jp
トラリピくん
トラリピくん
アカウント:@toraripikun
フォロー:28,739
フォロワー:26,057
登録日:2010年3月に登録
公式サイト:https://www.m2j.co.jp/

まとめ:【FX】必見!今すぐフォローすべきTwitterアカウント|おすすめ!

ざっと、おすすめTwitterアカウントを紹介しましたが、まずはそれぞれのアカウントを覗いてみてください。もしもお気に入りのアカウントが見つかったら、その人がフォローしているアカウントをチェックしてみると面白いですよ。

FX手法|ストキャスティクスの面白い使い方を紹介するよ!

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FX手法|ストキャスティクスの面白い使い方を紹介するよ!

FX手法|ストキャスティクスの面白い使い方を紹介するよ!

【海外】ストキャスティクスを組み合わせた”FX手法”

Spuds Stochastic Thread Theoryを紹介!

今回は、ストキャスティクスを使った面白いストラテジーを紹介しますね。『Spuds Stochastic Thread Theory』です。

海外フォーラム”FOREX FACTORY”に投稿された手法です。こちらから原文(英語)を読めます。

『Spuds Stochastic Thread Theory』は、spudfyre氏のオリジナル手法であり、複数のストキャスを組み合わせて使用しています。

スレッドはそれほど盛り上がっていないのですが、手法のアイデアは非常に面白いです。ロジックとしての粗さは目立ちますが、誰にでも再現できてトレードルールも明確です。

まずは実際の画像をご覧下さい。

Spuds Stochastic Thread Theory

Spuds Stochastic Thread Theory

チャート画像で使用しているテンプレートは、以下のURLからダウンロードしたものを使用しています。

ダウンロードするファイルは2つ。

  1. OnChart_Stochastic_Channel_(FL_MTF).mq4
  2. Stoch Chart Threads.tpl

1番のファイル(mq4)はインジケーターフォルダへ、1番のファイルはテンプレートフォルダへ、それぞれ入れます。そして「定形チャート」からStoch Chart Threads.tplを適用させると、上のようなチャートになります。

サブウインドウに、波のようなラインが表示されていますね。このラインはすべてStochastics(ストキャスティクス)で、全部で19本あります。他のテクニカルは一切使用しません。

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19本ものストキャスティクスが織りなす”パターン”に注目

パラメーターをずらした19本のストキャスティクスを重ねて構成されたチャート、それが『Spuds Stochastic Thread Theory』です。

19本のストキャスティクスを重ねて表示

19本のストキャスティクスを重ねて表示

この19本のストキャスティクスが描く様々なパターンでビジュアル的に環境認識を把握してトレードをおこなうというアイデアです。

同一のテクニカルを複数本重ねて表示させるアイデアはほかにもありますね。代表的なのはGMMAです。GMMAは12本(短期6本+長期6本)の移動平均線を重ねて表示させ、トレンドの強さや状態を把握するストラテジーです。

FX商材では『天底チャートMT4』が、同じようなロジックを採用していたことが記憶にあたらしいですね。

さて、『Spuds Stochastic Thread Theory』の推奨時間帯は、1時間足もしくは4時間足とされています。開発者のspudfyre氏は1時間足でのトレードを好むようですが、まずは4時間足からトライすることをオススメしていますね。

19本の細かな糸で構成された”一本の太いロープ”という概念

太くて強靭なロープも、実は細いヒモを何本も編み込んで作ってありますよね。1本1本の細いヒモは弱くてもろいですが、それらを編み込んで作ったロープは強度が増します。

『Spuds Stochastic Thread Theory』も同じような考えです。

19本のストキャスティクスは、それぞれが細いヒモです。ヒモがバラバラのときはトレンドが弱く、逆に19本がしっかりと1本にまとまっている時は非常に強いトレンドが発生していると考えます。

  • 19本のヒモがバラけてからまっている…方向性を失っている
  • 19本のヒモが順番に並んでいる…一方向にトレンドが進んでいる
  • 19本のヒモが1本にまとまっている…トレンドが強い

このように相場を判断します。

実際のチャートを見てみると、19本のラインが1本にギュッとまとまっているときは強いトレンドが発生していることがわかります。

19本の細かな糸で構成された”一本の太いロープ”という概念

19本の細かな糸で構成された”一本の太いロープ”という概念

19本の細かな糸で構成された”一本の太いロープ”という概念

19本の細かな糸で構成された”一本の太いロープ”という概念

一方、19本のヒモ(ストキャス)が絡まっているときは、方向性が定まっていないことがわかります。そして19本のヒモが絡まりもなく順番に並んでいるときは、一方向へレートが進んでいますね。

そして、ほつれた19本のストキャスティクス(19本のヒモ)が1本の太いロープに収束するタイミングこそが、仕掛けのチャンスです。

19本のストキャスティクスを細いヒモに見立て、ヒモの状態(パターン)で相場を認識するというパターントレードの一種です。とてもおもしろいですね。

『Spuds Stochastic Thread Theory』で重要はパターンは3つ

『Spuds Stochastic Thread Theory』でトレードする際に、重要なパターンが3つあります。

  1. clam shell(貝殻)
  2. fishnet(漁網)
  3. rope(ロープ)

1.clam shell(貝殻)

まず一番目のclam shell(貝殻)は以下のパターンを指します。

Spuds Stochastic Thread Theory「clam shell(貝がら)

Spuds Stochastic Thread Theory「clam shell(貝がら)

拡散した複数のストキャスが一気に収束に向かうパターンをclam shell(貝殻)と呼んでいます。clam shellは、ロープ(3番)への前兆でもあります。

2.fishnet(漁網)

次にfishnet(漁網)です。

fishnet

fishnet

何となくイメージできますね。複数のストキャスが網(アミ)の目のように、絡んだ部分をfishnet(漁網)と名付けています。19本のストキャスティクスがバラけて絡まっているので、方向性を失っていると判断できます。

3.rope(ロープ)

そして最後のrope(ロープ)

rope

rope

19本のストキャスが1本のロープのように収束している状態を指します。

『Spuds Stochastic Thread Theory』でのトレード方法

”ロープ” の出現は強力なシグナル

『Spuds Stochastic Thread Theory』の仕組み・概念を理解できたところで、実際のトレード方法を紹介します。実際のスレッドでは、パターンに応じていくつかのトレード方法が紹介されていますが、とりあえず代表的なものを取り上げます。

最も信頼できて確度の高いパターンは「ロープ」パターンです。19本のストキャスが一気に収束し、1本のロープを形成する瞬間です。

rope

rope

このときは、必ずレートが「ギュンッ」と動きます。指標発表時などにはよく現れます。

ピークを確認してからENTRYする

売り・買いともに、「ピーク」を確認して、その後ロープ発生でENTRYします。「ピーク」とは19本のストキャスが「売られすぎエリア」もしくは「買われすぎエリア」に達したタイミングを指します。

ピークを確認してからENTRYする

ピークを確認してからENTRYする

売られすぎゾーン、買われすぎゾーンに、19本のストキャスが収束して侵入し、そこから1本のロープ形状のまま反転したら仕掛けます。細かなルールは、スレッドを読んでください。

レートの初速を捉える

過去チャートですが、いくつかご覧下さい。

ロープ01

rope-1

ロープ02

rope-2

ロープ03

rope-3

ロープ04

rope-4

いかがでしょうか?レートが一気に大きく動くときには、19本のストキャスが1本のロープ状に収束しています。そして、レートの動きが長いときもロープが長くなります。4つめのチャートはロープが連続しています(V字状になっている箇所)。

このロープ状態はそれなりに確度が高いのですが、滅多に出現しません。ですので、1通貨ペアのみよりも複数通貨ペアを同時監視する方が効率的です。

テクニカルの「遅効性」を極力小さくする工夫

ストキャスに限らず大抵のテクニカル指標は、過去値を元に算出して表示するため、「レートが動くからこそテクニカル指標も動く」…つまり「テクニカルの遅効性」が存在します。

今回紹介する『Spuds Stochastic Thread Theory』は、その弱点をできるだけ小さくする工夫がなされています。それがパラメーターをわずかにずらした19本ものストキャスを重ねて表示するというアイデアです。

そして、それぞれのストキャスが瞬間的にロープ状になることで、マーケット上で瞬間的に大きな変化が起きたことを知らせてくれます。この瞬間的なレートの勢い(初速)をビジュアルで表現してくれるのが、『Spuds Stochastic Thread Theory』の最大のメリットであるといえます。

「ストップ狩り」に便乗する

実際に使用してみるとダマシもあります。瞬間的にロープ状を形成しても、その後レートがグダグダになれば、ストキャスロープもすぐに解けます。では全く使えないのか?というとそうではありません。何故なら瞬間的なレートの勢いは、スキャルトレーダーにとっては強力な武器になるからです。

瞬間的にレートが「ギュン」と動く背景には、様々な要因がありますが、経済指標発表時以外で比較的多いのは、あるポイントに集中しているストップが、一気に狩られる瞬間です。直近の高値や安値から数pips話したポイントにストップは集中しやすい傾向にあります。そして、それらを狙う動きも当然存在します。

ストップが集中しているポイントを上手く狩れたときには、多くのストップを巻き込んで、レートが「ギュン」と動きます。最初から、ストップが集まっていそうなポイントを絞ることができれば、狙いを定めることができます。狩られた瞬間に「ギュン」と動き、ロープ状になります。

瞬間的なレートの勢い(初速)をビジュアル的に把握できることが、優位性に繋がります。

粗さは残るが「可能性」を感じさせるストラテジーだ

まだまだ粗さは残る手法(ロジック)ですが、可能性を感じさせる面白いアイデアです。初速を捉えるスキャルトレーダーであれば、試してみて損はないはず。

『Spuds Stochastic Thread Theory』に他のテクニカルを組み合わせることで、トレードの確度を高めることもできそうです。

無料で使えますので、気になる方はダウンロードしてみて下さい。原文はこちらから。

テンプレート・インジケーターのダウンロードは以下のURLから。

【FX手法】ボリンジャーバンドの凄い使い方を解説する|順張り編

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【FX手法】ボリンジャーバンドの凄い使い方【順張り編】

【FX手法】ボリンジャーバンドの凄い使い方【順張り編】

ボリンジャーバンドとは?

誰もが聞いたことのあるボリンジャーバンド(ボリバン)。

ボリバンは、移動平均線を中心にしてその上下に波打つように描写される複数本のラインで構成されています。

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドとは?

過去の一定期間の値動きから標準偏差を算出したものがボリンジャーバンドです。簡単に言えば、このライン(±1〜3シグマ)の範囲内に値動きが収まる可能性を示しているテクニカルですね。

  • ±1シグマ内にレートが収まる可能性…68%
  • ±2シグマ内にレートが収まる可能性…95%
  • ±3シグマ内にレートが収まる可能性…99%

とはいっても、絶対にこの範囲にレートが収まるかといえば、決してそうではないのが相場です。

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ボリンジャーバンドの見方を多くの人が間違っている…?!

「バンドの上限で売り、下限で買い、これは間違いです。」開発者であるボリンジャー氏が否定

ボリンジャーバンドの特性から、ボリバンは「逆張り用インジケーター」だと思っているトレーダーも多いのではないでしょうか。

レートが高い確率で±2〜3シグマ内に収まるならば、±2から3シグマタッチで逆張りすれば良さそうですよね?

  • ±1シグマ内にレートが収まる可能性…68%
  • ±2シグマ内にレートが収まる可能性…95%
  • ±3シグマ内にレートが収まる可能性…99%

例えば、+2σを越えたレートはいずれ戻されるので「売り」で仕掛け、一方、-2σを越えたレートもいずれ反発して戻ってくるので「買い」で仕掛ける、という逆張り戦略にボリバンを活用する…ボリバンの特性(標準偏差)を考えた逆張り戦略は一見有効に見えます。

ところが、この使い方についてボリバン開発者であるジョン・A・ボリンジャー氏が、「バンドの上限で売り、下限で買い、これは間違いです。」と否定しています。

「バンドの上限で売り、下限で買い、これは間違いです。」

「バンドの上限で売り、下限で買い、これは間違いです。」

以下のYouTube動画を御覧ください。1分12秒あたりで語っています。

ボリンジャーバンドは相場の”相対的な高低”を定義するテクニカル指標だ

非常に興味深い動画なので、内容を一部抜き出してみます。ボリンジャーバンドに興味のある方は動画をすべてご覧になることをおすすめします。

相場は相対的に高値か、安値か?ボリンジャーバンドは、これに答える指標です。

バンド上限で売り、下限で買い、これは間違いです。

比較的・高値か、安値か、この情報を基に、 相場動向や指標動向を参考に確信的な判断が下せるのです。

ボリンジャーバンドは相場の相対的な高安を定義します。ボリンジャーバンド上限で相場は高く、下限で安いと定義します。

ボリンジャーバンドを構成しているのはトレンドと価格変動率です。トレンドは移動平均、変動率は標準偏差です。

ボリンジャーバンドの中心線をシグナルにする人がいます。上抜けで買い、下抜けで売り、というように。

ただ、より重要なのは移動平均が示す相場の方向です

引用:https://www.youtube.com/watch?v=NmmY6TWt_10

ボリンジャーバンドの正しい使い方は「順張り」だ

ボリンジャーバンドブレイクアウトこそが優位性を最大限発揮できる戦略

ボリンジャー氏の言葉にならえば、ボリバンは順張りに使うことが正しい戦略といえそうですね。

バンドが収斂(しゅうれん)している状態はレンジであり、バンドが拡大している状態はトレンドである…素直に捉えるとこのようになります。

であれば、バンドの収斂(しゅうれん)から拡大を狙った順張りトレードこそが、ボリバンの優位性を最大限に発揮できる戦略ではないでしょうか。

つまり…ボリンジャーバンドでトレンドの初速を捉える『ボリンジャーバンドブレイクアウト手法』です。

ボリバン(ボリンジャーバンド)ブレイクアウトとは、過去レートの標準偏差をベースにして、その標準偏差をレートがブレイクしたタイミングで仕掛ける手法です。

スクイーズとエクスパンション

ボリンジャーバンドの幅が狭まることをスクイーズと表現し、そこから一気に幅が広がりトレンドが発生することをエクスパンションと呼びます。

ボリンジャーバンドのスクイーズとエクスパンション

ボリンジャーバンドのスクイーズとエクスパンション

『ボリンジャーバンドブレイクアウト手法』は、このエクスパンションの初動を捉えることが基本戦略となります。

ブレイク直前のスクイーズ状態が長いほど相場にエネルギーが溜め込まれ、その後エネルギーが一気に放出されてエクスパンションとなる可能性が高まります。

ボリンジャーバンドと”バンドウォーク”

ブレイク後に±1シグマ(あるいは±2シグマ)の上をレートがスキップするように移動してトレンドを形成することをバンドウォークと呼びます。

バンドウォーク

バンドウォークは非常に強いトレンド時に発生する現象です。

バンドウォークを終焉まで捉えることができれば、大きな利益を確保することが可能になります。

『ボリンジャーバンドブレイクアウト手法』の手仕舞いは、バンドウォークが終焉するタイミングもしくは、レートが±3シグマを大きく抜けたタイミングです(もしくは±3シグマタッチでEXIT)。

ボリンジャーバンドブレイクアウトを捉える『SQI』

エクスパンションとバンドウォークを視覚的に捉えるツール

『ボリンジャーバンドブレイクアウト手法』に特化したインジケーターを紹介します。当サイトで特典として提供している『SQI』です。

まずは以下の動画をご覧ください。投資グループ「ザ・シークレット」を作った人物が『SQI』について解説している動画です。

『SQI』は、ボリンジャーバンドをベースにした順張りツールです。強いトレンド時に発生するバンドウォークを補足し、狙い撃ちするためのツールです。

SQI

ボリンジャーバンドをブレイクで仕掛け、ボリバンに戻されるタイミングで手仕舞いします。エクスパンションバンドウォークをビジュアル化(視覚化)することで、トレンドを捉えやすくしたオリジナルインジケーターです。

投資グループ「ザ・シークレット」の仲間内で使われていた極秘ツール

SQIは、私の知人(株&FXトレーダー)が開発したツール(MT4専用インジケーター)であり、投資グループ「ザ・シークレット」メンバーにのみ配布されたツールの一つです。

SQシリーズ(SQI、SQBOX、SQS)は、他では一切販売していませんので、このサイトから入手する以外に方法はありません。

SQIを手に入れる方法については以下をご覧ください。

ボリンジャーバンドブレイクアウトツール『SQI』の特徴

1.ボラティリティブレイクアウト(順張り)

SQIは、いわゆるボラティリティブレイクアウトです。ベースにボリンジャーバンドを使用しています。当然、順張り(トレンドフォロー)となります。

2.チャート上のビジュアルでひと目でトレンドを把握できる

チャート上のビジュアルが凝っています。トレンド発生をひと目で把握できるような工夫がなされています。

トレンド状態とレンジ状態を一瞬で視認することが可能です。上昇トレンドは青系、下降トレンドは赤系のバンドカラーで表示させています。

チャートの右上には、3つのトレンド判定フィルターも設置しています。現在のトレンド状況を3つのフィルターで把握し、総合判断を下します。

SQI「現在のトレンドがひと目で分かる」

SQI「現在のトレンドがひと目で分かる」

フィルターは以下の3つ。

  • BB1(ボリンジャーバンド±1シグマ)
  • ADX
  • BWR(BBand Width Ratio)

この3つのフィルターがすべて「DOWN」であれば、総合判断として「DOWN」(=下降トレンド)と表示されます。1つでも逆方向(例「UP」)ならば、総合判断は「NON」(=方向性定まらず=レンジ)となります。

3.シンプルかつロジカル(高い汎用性)

ロジックそのものは非常にシンプルであり、だからこそ普遍性が損なわれていません。あらゆる時間足、通貨ペアにおいて利用可能です。もちろんボラティリティが大きい通貨ペアにおいてより効果を発揮します。また、時間足も選びません。5分足から30分足、1時間足、日足と、あらゆる時間足で表示させることが可能です。

トレンドを補足するツールですので、トレンドが発生する通貨ペアや金融商品であれば、使うことができます。

4.アレンジの可能性が無限大

シンプルなロジックを採用していますので、アレンジは無限大です。同様のトレンドフォロー系ツールと組み合わせたり、他のロジックをサポートさせるツールとして使用するなど、様々なシーンで活用できます。

『SQI』のロジックを詳しく解説

『SQI』で使用しているテクニカルは以下のとおりです。

  • ボリンジャーバンド
  • ADX
  • BBand Width Ratio

ボリンジャーバンドは期間21、±1σを表示させています。

ADXについては聞き慣れないかたもいるかもしれませんが、Average Directional Movement Index(平均方向性指数)の略です。「トレンドの強弱(勢いや方向性)を計測する指標」の一つです。

ADXの詳しい解説については【FX】ADX手法でバカ勝ちするための正しい設定と使い方【MT4編】をご覧ください。

BBand Width Ratioはボリンジャーバンドの帯が開いているのか閉じているのかを数値で表示するテクニカルです。通常はラインで表示されています。

『SQI』はこの3つのテクニカル指標をベースに構成されています。

ボリバンの±1σを抜けたタイミングでチャート上の帯にカラーがつきます。上昇ならば青帯、下降なら赤帯です。この帯は、レートがボリバン1σ内に戻されるまで表示され続けます。レートの終値で帯が確定します。さらに、トレンドの強弱を帯の色の濃淡で表現しています。

  • 青帯…強い上昇トレンド
  • 水色帯…弱い上昇トレンド
  • 赤帯…強い下降トレンド
  • ピンク色帯…弱い下降トレンド

このトレンドの強弱を計測するためにADXを使用しています。BBand Width Ratioは、チャートの下に表示されているヒストグラムです。ボリバンの幅の広さに応じてヒストグラムの色が変わります。

  • 青色…上昇トレンドによりボリバンの幅が大きく広がる
  • 赤色…下降トレンドによりボリバンの幅が大きく広がる
  • 黄色…スクイーズ状態(ボリバンの幅が狭い)

以上が、『SQI』のロジックのすべてです。書いてしまえば非常にシンプルです。シンプルであるからこそ汎用性が高いといえます。

『SQI』がトレンドをどのように捉えるか?

最近のトレンドを『SQI』がどのように捉えているか、最近のチャートをご覧ください。

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」USD/JPY

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」USD/JPY

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」EUR/USD

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」EUR/USD

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」EUR/JPY

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」EUR/JPY

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」GBP/JPY

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」GBP/JPY

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」GBP/USD

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」GBP/USD

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」EUR/GBP

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」EUR/GBP

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」GBP/CHF

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」GBP/CHF

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」AUD/USD

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」AUD/USD

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」NZD/USD

ボリンジャーバンドブレイクアウト「SQI」NZD/USD

上のチャートは全て4時間足です。

大きなトレンドが発生したときには、『SQI』のようなトレンドフォロー系ツールは、勝てて当然です。ですのであまり参考にならないかもしれません。トレンド発生時に、『SQI』がどのような表示になるのか参考にしていただければと思います。

詳しい解説動画はこちら。

『SQI』のウィークポイント(弱点)

『SQI』の弱点は、ダマシです。ボラティリティブレイクアウト(ボリバンブレイク)なので、いわゆるヘッドフェイクと呼ばれるダマシが発生します。ボリバンを抜けた、と思ったらまた戻される現象です。

ヘッドフェイクを100%回避する方法はありませんが、ある程度回避する方法について、簡単にまとめておきます。

  • 初動のブレイクアウトを見送る
  • MTF(マルチタイムフレーム)の概念を取り入れる
  • 直前のスクイーズを観察する
  • 適切なストップラインを設ける

特に初動のブレイクアウトを見送ることと、MTFでより大きな時間足と同調する方向へのみ仕掛ける、という点が重要になります。それらの対策を適切におこない、ルール化することで『SQI』の精度を高めることが可能になります。

対策その1…初動のブレイクを見送る

一般的なヘッドフェイク対策として、初動のブレイクを見送る、というものがあります。最初のブレイクは戻されることが多いという相場の傾向から導き出された戦略です。

初動のブレイクで戻されたレートが、再度ブレイクをトライし、直近の高値及び初動ブレイクの高値をクリアしてから仕掛けることで、ヘッドフェイクを回避するわけです。

対策その2…より大きな時間足におけるトレンドの方向を確認しその方向に同調するエクスパンションのみ仕掛ける

5分足で執行するならば、30分足や1時間足でトレンド方向を見極めます。MTF(マルチタイムフレーム)の概念を取り入れることで、ブレイクアウトの確度を高めます。

その3…直前のスクイーズ状態の時間的長さやバンドの上下幅の数値でフィルタリングする

スクイーズ状態が長く続けば続くほど、その後のエクスパンションが大きくなる傾向があります。また、バンドの上下幅が小さいほどエネルギーが溜め込まれるため、エクスパンションによって貯めこまれたエネルギーが放出される傾向にあります。

中途半端なスクイーズ後のブレイクは見送るようにすることで、精度を高めることが可能になります。

対策その4…最適なストップラインの設定

回避するのではなく、ヘッドフェイク発生時の損失を最小限に留めるという戦略が有効になります。つまり最適なストップラインの設定です。その他にも様々なヘッドフェイク対策がありますが、代表的なものを3つご紹介しました。

まとめ:ボリンジャーバンドを順張りで使う方法

ボリンジャーバンドを順張りで活用する方法の一例として『ボリンジャーバンドブレイクアウト手法』を紹介しました。さらに手法をサポートするツール『SQI』について詳しく解説しました。

すでに『SQI』を手にした方からは多くの称賛の声をいただいています。汎用性が高くアレンジも効かせやすい『SQI』を、ぜひこの機会に手に入れてください。

『SQI』を入手する方法についてはこちらをご覧ください。

オリジナル特典(MT4専用ツール)を無料でご提供しています

当サイトから「購入リンク」を通じてFX商材をご購入された方には、以下の3つのオリジナル特典を全て無料でご提供させていただきます。

MetaTrader専用オリジナルインジケーター「SQシリーズ」は非常に完成度が高く、単体でも優位性のあるトレードを行うことが可能です。

その素晴らしさはこちらの動画をご覧いただければご理解いいただけます。

sqi
sqbox
sqs

これらのSQシリーズは、少数精鋭のトレード集団「ザ・シークレット」にて会員向けに配布されたものの一部です。全くの非公開ツールですので他では絶対に入手不可能です。

私自身が「ザ・シークレット」会員であり、SQシリーズの開発者の一人であるため、このサイトでの提供が可能となっています。

まずはこちらの動画をご覧ください。高額FX商材を凌駕するほどの高機能ツールであることをご理解いただけるはずです。

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【FX】ブレイクアウトのダマシを一目均衡表の雲で回避できるぞ!

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【FX】ブレイクアウトのダマシを一目均衡表の雲で回避できるぞ!

【FX】ブレイクアウトのダマシを一目均衡表の雲で回避できるぞ!

ボリンジャーバンドブレイクアウトのダマシ回避に一目均衡表の「雲」を使うアイデア!

【FX手法】ボリンジャーバンドの凄い使い方を解説する|順張り編に対する反響があり、とてもおもしろかったので紹介します。

読者様からいただいたメールを引用します(了解は得ています)。

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貴サイトの愛読者です。SQIも日常的に使わせていただいております。SQIのダマシ回避についての記事を読みましたが、私は一目均衡表の雲抜けがとても相性が良いと感じております。

6月3日の記事を参考(※FX手法|一目均衡表の雲と遅行スパンだけを使った必勝法を伝授!)に、SQIに雲を表示させてみたところ、とてもいい具合にダマシが消えて感度良好です。

SQIがボリンジャーバンドを抜けてきたときに、一目均衡表の遅行線とレートが雲を抜けているかを確認してからエントリーすると、ダマシに遭いづらいと感じました。この方法、いかがなものでしょうか?

================================

なるほど!とても良さそうなアイデアですね。早速検証してみます。

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ルール解説

ルールをまとめます。まずは「買いルール」

  1. SQIシグナル(青帯が点灯)
  2. 一目の雲をレートが上抜け
  3. 一目の雲を遅行スパンが上抜け
  4. 買いでエントリー

「売りルール」はこの反対です。

  1. SQIシグナル(赤帯が点灯)
  2. 一目の雲をレートが下抜け
  3. 一目の雲を遅行スパンが下抜け
  4. 売りでエントリー

まずは買いパターン(Long)

実際のチャートで検証します。以下のチャートは、USD/JPYの30分足です。

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表(買い)

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表(買い)

SQIが買いサインを出しました。同時にローソク足も「雲」を上抜けていますね。ほぼ同じタイミングで遅行スパン「雲」を上抜いてきました。ここで買いエントリーです。

次に売りパターン(Short)

売りのパターン(USD/JPY4時間足)を見てみましょう。

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表(売り)

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表(売り)

SQIが売りシグナルを出し(ボリバン−1σを下抜け)、同時にローソク足も「雲」の下にあります。そして遅行スパンも「雲」を下抜けている状態ですね。つまり、強い下降トレンドと認識できます。ここですぐに売りエントリーします。

その一つ前のSQIの買いシグナル(青)は、ローソク足と遅行スパンが共に雲の下にあるため、見送ります。実際ダマシになっていますね。

一目均衡表の「雲」によって無駄なエントリーを回避できた!

以下のチャートをご覧いただくと、一目均衡表の雲をフィルターに使用することで、いくつかのエントリー(利幅を確保しづらいトレード)を回避することに成功しています。

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表でダマシ回避 その1

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表でダマシ回避 その1

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表でダマシ回避 その2

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表でダマシ回避 その2

一目均衡表の「雲」がフィルタリング機能を上手く果たしていることがよくわかる場面です。

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表でダマシ回避 その3

ボリバンブレイクアウトと一目均衡表でダマシ回避 その3

中にはもったいない回避もありますね。上のチャートの右から2番めの上昇トレンドは、回避しなくてもよかったように見えます。しかし、下降トレンドが続いたあとの相場転換からの上昇です。あとから見ればダブルボトムを形成していますが、リアルではなかなか入りづらい場面だったはず。

その後、押し目を1回つけてから再び上昇しています。このタイミングは、一目均衡表の遅行スパンが「雲」を上抜けていますので、転換していると判断して買いでエントリーしやすいですね。

まだまだ検証の余地はありますが、ボリンジャーバンドブレイクアウトのフィルターに一目均衡表を活用するアイデア、とても興味深く感じます。

みなさんも、ぜひ試してみてください。そしてフィードバックをいただけると嬉しいです。


【FX手法】両建て同値撤退という必勝法について考察してみようか

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【FX手法】両建て同値撤退という必勝法について考察してみようか

【FX手法】両建て同値撤退という必勝法について考察してみようか

両建てについて調べすぎると「沼落ち」します…^^;

FXの両建て戦略は、ほんとうにいろいろな種類がありますよね。

両建て戦略ほどみんなの意見が分かれる手法はありませんよね。両建てを絶賛している意見もあれば、全否定している意見もあります。まさに賛否両論です。

そんなだから、両建てについて調べれば調べるほどにハマってしまいます。まさに「両建て沼」ですね。

結局、自分でやってみなければ、なにもわかりません。まずはどんな両建て戦略でも、実際にチャレンジしてみることをオススメします。自分の経験に基づいて判断しなければ、結局また両建てに「沼落ち」してしまいます。

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両建ての最強必勝法(?)「両建て同値撤退」について考察しよう

さて、今回はネットでよく見かける『両建て同値撤退FX手法』について、優位性の有無を考えてみたいと思います。

『両建て同値撤退FX手法』こそが最強だ!などと断言するトレーダーも存在しますが、はたしてほんとうに最強なのでしょうか?

まずは『両建て同値撤退FX手法』がどのようなものか、具体的に解説します。

  1. 15時30分に両建てスタート(売り・買い両方のポジションを建てる)
  2. 翌日14時30分、含み益ポジションを利確する/含み損ポジションは同値撤退の指値を入れる
  3. 一定期間(5〜10営業日)毎に各ポジ(Short/Long)の含み損を集計して、現在値から同値撤退値に指値を変更する

基本は上のパターンですが、集計ポジを同値撤退ではなく半値撤退にするなどバリエーションはあります。

STEP1.毎日決まった時間に両建てポジションを建てる

第一ステップは、15時30分(16時でもOK)にその時の値で両建てポジションを持つことから始まります。

15時30分〜16時という時間帯を選択する理由は、ロンドン市場が開く直前だからです。東京市場で少なかったボラティリティが、ロンドン市場によって一気に拡大します。このタイミングで両建てを行うわけです。

ほぼ1日(翌日の14時30分まで)、両建てポジションを放置します。

翌日14時30分になりました。どちらかのポジションが「含み益」を出していて、もう一方のポジションは「含み損」を出していますね。

Aポジションが50pipsの含み益が出ていれば、Bポジションは▲50pipsの含み損です(解説用にスプレッドは省きます)。

STEP2.翌日含み益ポジションを利確し、含み損ポジションは同値撤退に指値を入れる

ここから第二ステップです。

  • 含み益ポジション…利益確定する(50pipsの利益)
  • 含み損ポジション…同値(±0)撤退の指値を入れる(つまり前日の注文値ですね)

これが1セットとなります。

このセットを毎日繰り返します。すると…

1日目…利益50pips、含み損▲50pips
2日目…利益30pips、含み損▲30pips
3日目…利益80pips、含み損▲80pips
4日目…利益40pips,含み損▲40pips
5日目…利益20pips、含み損▲20pips

合計利益は220pipsです(一例)。一方の含み損の合計も220pips…ではありません。

なぜなら、含み損が出ているポジションは、現在値から同値撤退値に指値を変更しているからです。レートが上下動を繰り返しているならば、どこかの含み損が同値撤退値にヒットし、±0になっている可能性がありますね。

両建て同値撤退FX手法のモデルケース

両建て同値撤退FX手法のモデルケース

上の例で考えてみましょう。縦のライン(黒線)が両建てポジションを建てたタイミング(15時30分)です。利確タイミングは翌日の14時30分、つまり翌日のポジションを建てる直前です。

1日目に建てた2つの両建てポジションはレートが大きく上昇したため…

  • 買いポジション…含み益
  • 売りポジション…含み損

ですね。買いポジションは利益確定します。一方の売りポジション(含み損)は同値撤退に指値をいれておきます。さて、その含み損ポジションは、2日目に刺さり±0で決済できました(説明用にスプレッドは考慮していません)。

2日目に建てた両建てポジションはレートが下落したため…

  • 買いポジション…含み損
  • 売りポジション…含み益

こちらも売りポジションを利益確定します。一方の買いポジションは、同値撤退に指値を入れておきます。この含み損ポジションは、なんとか5日目の午後に刺さり±0で撤退成功です。

3日目に建てた両建てポジションも見てみましょう。レートが下落後、再び上昇しましたので…

  • 買いポジション…微益
  • 売りポジション…6日午後に同値撤退成功

4日目に建てた両建てポジションは、レートが大きく上昇したため…

  • 買いポジション…大きな含み益!
  • 売りポジション…大きな含み損!だが5日目にレートが下落したので同値撤退成功

5日目に建てた両建てポジションも同様です。ポジションを建てた直後にレートが下落したため、売りポジションは含み益を抱えていますが、買いポジションは大きな含み損となっていますね。

上の例はあくまでもモデルケースであり、実際にはこんなにきれいな波を描くことはありません。

あくまでも一例として捉えてください。

STEP3.一定期間で損益を集計し、損失を最小限にできる値に撤退値を変更する

ここで第三ステップです。5日とか10日とか一定の期間で区切り、損益を集計します。

先の例では…

1日目…利益50pips、含み損▲50pipsは同値撤退で±0
2日目…利益30pips、含み損▲30pipsは同値撤退で±0
3日目…利益80pips、含み損▲80pipsは同値撤退で±0
4日目…利益40pips,含み損▲40pipsは同値撤退で±0
5日目…利益20pips、含み損▲20pipsはそのまま

利益の合計は220pips、含み損は▲20pipsです。合計で200pipsのプラスとなります。利益が含み損を大きく上回っているので、含み損はそのまま損切りしても良いし、同値撤退が刺さるのを待っても良いでしょう。

一方、レートの動きによっては以下のような例もあります。

1日目…利益50pips、含み損▲50pips→▲70pipsへ拡大
2日目…利益30pips、含み損▲30pips→▲20pipsに縮小
3日目…利益80pips、含み損▲80pips→同値撤退成功
4日目…利益40pips,含み損▲40pips→▲90pipsに拡大
5日目…利益20pips、含み損▲20pipsはそのまま

そうすると…利益の合計は220pipsですが、含み損は▲180pipsです。合計すると40pipsのプラスです。含み損▲180pipsを±0にできるポジション(Short・Long)を算出し、同値撤退値に指値を変更します。うまく行けば含み損を極力小さくして合計損益を拡大できるでしょう。

実際は、含み損を完全にゼロにすることは難しいです。そこで、同値撤退ではなく半値撤退(半値戻しで決済)、3分の1撤退(1/3戻しで決済)とすれば、合計利益は減少しますが、より早くポジションを回収できます。

これをずっと(毎日)繰り返します。

以上が『両建て同値撤退FX手法』の全容です。

相場がランダムウォークであることを前提とした両建て手法ですね。レートの動き(方向)を予測するのではなく、相場がつねに大きな波を描いていることに着目し、その動きの中らから利益を出すという考え方です。

実際のチャートで『両建て同値撤退FX手法』を確認してみる

実際のチャートで確認してみましょう。以下のチャートはGBP/USD(ポンドドル)の1時間足です。

GBP/USD1時間足

GBP/USD1時間足

全部で6回トレードをおこなっています。

  • 1回目の両建ては下落を捉え、売りポジを利確、買いポジは54時間後に同値撤退成功
  • 2回目の両建てはレンジで、売りポジが微益、買いポジは24時間後に同値撤退成功
  • 3回目の両建ては上昇を捉え、買いポジを利確、売りポジは同値撤退に刺さらず含み損抱え中
  • 4回目の両建ては上昇後に下落し、売りポジを利確、買いポジは29時間後に同値撤退成功
  • 5回目の両建ては上昇を捉え、買いポジを利確、売りポジは同値撤退に刺さらず含み損抱え中
  • 6回目の両建ても上昇を捉え、買いポジを利確、売りポジは28時間後に同値撤退成功

計6回のトレードで、含み損ポジションが2つ残っていますね。この2つのポジションの含み損を平均して新たな同値撤退値を算出し、指値を置き換えます。

今後レートが大きく下落すれば、含み損を抱えたポジションの指値(同値撤退)が刺さり、含み損はゼロとなって大きな利益を手にすることができます。

万が一、レートが大きく戻さなくても、半値撤退で妥協すれば、指値に刺さる可能性はより高まりますね。上の図(相場)ならば、半値撤退でも収益はプラスになります。

「なにこの手法!凄すぎる!」と思った人に残念なお知らせです

思い込みの激しい人だったら、「えっ!この両建て手法だったら、余裕で勝てるのでは?」と早とちりしてしまうかもしれませんね。

「なにこの手法!凄すぎる!」と思った方は、是非チャレンジしてみてください。想像していたほど容易に利益を出せません。『両建て同値撤退FX手法』が機能するためには、それなりの条件が必要だからです。

大前提として、レンジ相場であることが絶対的に必要です。ある程度のレンジ幅でレートが上下動を繰り返す相場においては威力を発揮する手法です。

一方、レートが一方向にグングン伸びる相場(暴騰・暴落)で『両建て同値撤退FX手法』を実践すると大変なことになります。含み損が凄まじい勢いで拡大し、回収不能に陥り、ロスカットされる可能性が一気に高まります。

両建て同値撤退FX手法が破綻するとき

両建て同値撤退FX手法が破綻するとき

上の図では、上昇トレンドが継続していますね。すると、連日建てた両建ポジションの「売りポジション」が同値撤退値に刺さらず、含み損が回収できません。

時間の経過とともに含み損が増大し、徐々に証拠金を圧迫し始めます。資金を追加できなければ、口座破綻(ロスカット)です。そもそも両建てをしている時点で証拠金が2倍必要です。資金効率も決して良くはありません。

もちろん、その後レート下落によって含み損が回収できる(同値撤退値に刺さる)可能性もゼロではありません。しかしその一方で、レートが全く戻らない可能性もゼロではないのです。

両建ては「聖杯」ではない…

一時期最強とまで騒がれた『両建て同値撤退FX手法』ですが、レンジ相場でなければその優位性はほとんど発揮できないのです。

相場はレンジが8割などと言われていますが、残りの2割はトレンド(もしくは急騰・急落)相場です。そしてトレンドがいつ発生するかは、誰にも予測できません。

『両建て同値撤退FX手法』が長期に渡って機能しないことは、EA(自動売買)を作ってバックテストをしてみればわかります。右肩上がりではなく右肩下がりですぐに破綻します。

かといって、『両建て同値撤退FX手法』が全然使えない…ということでもありません。『両建て同値撤退FX手法』を活用するには、それなりの裁量判断を加える必要があるということ。含み損を外すタイミング(半値撤退〜1/3撤退etc.)や、含み益を伸ばす工夫(トレール、ピラミッディング)などがあってはじめて、『両建て同値撤退FX手法』の優位性が発揮できるわけです。

『両建て同値撤退FX手法』が気になる人は、ぜひチャレンジしてみてください。そしてあなたなりの裁量を加えることで優位性を高めてみてはいかがでしょうか。

【検証】FXでモンテカルロ投資法は勝てない…は本当か?

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【検証】FXでモンテカルロ投資法は勝てない…は本当か?

【検証】FXでモンテカルロ投資法は勝てない…は本当か?

FX投資における「モンテカルロ法」を再考察する

ある「まとめブログ」にFX投資におけるモンテカルロ法についての考察が掲載されていて、懐かしい気持ちになりました。こちらです。

エントリーします
123
4pips上下にイクジットを入れます
損をしたら
1234
5pips上下にイクジット
12345
6pips プラス
234
6pips マイナス
2345
7pips プラス
34
7pips プラス終了
これで1200プラス

30分でこれくらいになる

引用:FXを競馬のようなギャンブルとして捕らえたら勝てるようになった。

上に記載されている暗号のような手順、初めて見る人はなにがなんだかわからないでしょう。これは「モンテカルロ法」と呼ばれる投資法です。主にカジノのルーレットゲームで使われてきた手法です。

この手法を用いた方法で、モナコカジノ「モンテカルロ」が倒産したことから、モンテカルロ法と呼ばれるようになった…という話の真偽は不明です。

FXやバイナリーオプションで「モンテカルロ法」を活用する方法は、過去に幾度となく考察されてきました。その度に「まあ、やれる人はやればいいんじゃない…(微妙)」というなげやりな結論がだされてきました。

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「モンテカルロ法」をざっくり解説(シミュレーション)

モンテカルロ法を知らない人のために、上の「まとめサイト」に掲載されていた例(リスクリワードが1対1)を用いてざっくりと解説してみます。

1回目…負け(0勝1敗)

「123」というのは基準となる数列で、ここからスタートします。「数列?」となる人も、とりあえずはスルーしてください。この「123」という数列がベースだと思ってください。

「123」数列の両端の数字「1」「3」を合計した数字は「4」ですね。この「4」が最初にベット(賭ける)金額となります。FXならば4pipsを狙うということです。リスクリワードは1:1ですので負ければ4pips失います。リミットは4pips、ストップも4pipsとなります(話をわかりやすくするため、ここではスプレッドは考慮しません)。

このトレードで負けたら、損益は▲4pipsです。負けたときは先程の数列「123」右側に「4」を加えます。数列は「1234」となります。※【注意】ここで加える「4」は、単純に「123」の並び数字を加えるということではありません。最初にベットした単位「4」を加えるのがルールです。

2回目…負け(0勝2敗)

次は「1234」の両端の数字「1」「4」を合計した数字「5」を賭けます。つまりリミット5pips、ストップ5pipsです。

この勝負でまた負けたら2連敗(0勝2敗)となり、負けの合計は▲9pips(▲4pips+▲5pips)です。続いて、数列「1234」右側に「5(直前に賭けた単位)」を加えます。数列は「12345」となります。

3回目…勝ち(1勝2敗)

3回目の勝負は「12345」の両端の数字「1」「5」を合計した数字「6」を賭けます。リミット6pips、ストップ6pipsです。さて、ここではじめて勝ったとします。すると損益は▲3pips(▲9pips+6pips)となります。1勝2敗

勝った場合は、数列「12345」の両端の数字をそれぞれ1つ消します。つまり「1」「5」を消します。すると数列は「234」となります。

4回目…負け(1勝3敗)

4回目の勝負は「2」「4」を合計した数字「6」を賭けます。リミット6pips、ストップ6pipsです。負ければ損益は▲9pips(▲3pips+▲6pips)となります。負けたので数列「234」「6」を加えます。数列は「2346」となります。現時点で1勝3敗です。

※「まとめブログ」では数列が「2345」となっていますが、それは誤りです。負けた場合は必ず前回賭けた投資単位を加えるのがルールですので正しくは「2346」です。

5回目…勝ち(2勝3敗)

5回目の勝負は、数列「2346」の両端の数字「2」「6」を合計した「8」を賭けます。リミット8pips、ストップ8pipsです。5回目の勝負で勝った場合は、損益は▲1pips(▲9pips+8pips)となります。これで2勝3負

勝ったので数列「2346」の両端の数字をそれぞれ消します。数列は「34」になります。6回目の勝負は「3」「4」を加えた「7」を賭けます。リミット7pips、ストップ7pipsです。

さて結果は…

6回目…勝ちならば(3勝3敗)で「1stセット」終了

  • 6回目の勝負で勝った場合(3勝3敗)…損益6pips(▲1pips+7pips)

6回の勝負で3勝3敗(勝率50%)で損益は6pipsのプラスになります。一方2勝3敗(勝率33%)では損益は▲8pipsとなります。

6回目の勝負で勝つことができれば、つまり勝率50%ならば利益がでます。そして残った数列「34」はどうなるかというと…「34」の両サイドの数字を消すわけですから、数列はすべてなくなります。

ここで最初のセットが終了となります(一巡した)。数列がすべてなくなるか、数字が1つだけ残った場合にセット終了となるのがルールです。

6回目…負けならば(2勝4敗)で7回目へ突入…

  • 6回目の勝負で負けた場合(2勝4敗)…損益▲8pips(▲1pips+▲7pips)

6回目の勝負で負けて2勝4敗となった場合(=勝率33%)は、▲8pipsで負け越しています。そして数列「34」に前回賭けた単位「7」を右側に加えますので、新たな数列は「347」になります。

そして7回目の勝負は「347」の両端の数字「3」「7」を合計した「10」を賭けることになります。

  • 7回目の勝負で勝った場合(3勝4敗)…損益2pips(▲8pips+10pips)
  • 7回目の勝負で負けた場合(2勝5敗)…損益▲18pips(▲8pips+▲10pips)

7回目の勝負で勝てば、数列は「3」「7」を消して「4」だけになり、セット終了です。負ければ数列は「347 10」となり、勝負続行です。

いかがですか?ざっくりと解説をしました。

一度読んだだけでは理解することが難しいかもしれません。今回は「リスクリワードが1対1」のモンテカルロ法を解説しましたが、「リスクリワードが1対2」の手法も存在し、ルールは若干異なります。

最後にモンテカルロ法(リスクリワード1:1)のルールをまとめておきます。

  1. 「123」の数列からスタート
  2. 数列の両橋の数字の合計をベット(賭ける)
  3. 勝ったら両端の数字を消す
  4. 負けたら前回賭けたベット数を数列の右側に付け加える
  5. 2に戻る(ループ)
  6. 数列がすべてなくなるか数字が1つだけ残った場合にセット終了
  7. 次セットへ(ループ)

「マーチンゲール」との違いとは?

なんとなくマーチンゲール法と似ている?と思った方もいるでしょう。マーチンゲールは単純に「負けたら倍賭け」です。理論上はどれほど連敗してもたった1度の勝ちでプラスにできるという夢のような手法です。

しかし、残念ながら「マーチンゲール」は連敗時のベット(掛け金)が恐ろしいほど膨らむため、現実的ではありません(実践では使いづらい)。

「モンテカルロ法」のメリットは、倍賭けの「マーチンゲール」と比べて掛け金の増え方が大きくない点にあります。とはいえ、数連敗すれば掛け金は増大するため、戦略もなくやみくもにトレードすることは危険です。優位性のあるポイントで勝負し、勝率50%以上を目指していく戦略は必須です。

【FX】モンテカルロ法は勝てないのか?

なるほど!モンテカルロ法ならば勝率50%で確実に利益がプラスになるのか!…とぬか喜びしてはいけません。

FXにはスプレッド(手数料)が必ず存在するため、勝率50%でも期待値は常にマイナスです。また、ルールも複雑なため、マネジメントは慣れるまでかなり大変です。

連敗すればより大きな金額を賭けなければいけないため、ルール通りにトレードするにはそれなりの強い意思が求められる手法です。何度も述べますが、優位性のあるポイントを見極め、勝率50%以上を目指していく戦略は絶対的に求められます。

モンテカルロ法は絶対的な「聖杯」ではありません。単なる資金マネジメントの1つにすぎないということです。

また、この手の手法は、コツコツ型です。「負け」と「勝ち」を繰り返しながら、徐々に利益を積み上げていく手法ですので、FXの醍醐味であるビッグトレンドで大きな利益を勝ち取るようなトレードはできません。

短期足(5分〜15分)でチャートに張りついて1日に何度もトレードできる環境があり、コツコツと地道にトレードできる投資家ならば、チャレンジしてみても良いかもしれませんね。

『モンテカルロ投資法』をバイナリーオプションに活用する際の注意点

先に解説したとおり、モンテカルロ法は、資金管理の一つです。

モンテカルロ法をバイナリーオプションに利用しているトレーダーも少なからず存在します。とはいえ、50%の勝率では期待値がマイナスであることはFXと同じなので、やはり勝率50%を超える優位性のあるトレードを実践していくことが求められることは知っておくべきです。

また、上のシミュレーションはリスクリワードが1:1であることが大前提です。これは、バイナリーオプションでいうところのペイアウト率が2倍ということと同等です。

万が一ペイアウト率が2倍を切っていると(例えば1.8倍)、そもそもリスクリワード1対1のモンテカルロ法が機能しません。つまり、やればやるほど損失が膨らむのです。

この点を注意して、バイナリーオプションにモンテカルロ法を活用してみるのも面白いかもしれませんね。

【FX手法】三角持ち合いブレイクのインジケーター、これいい!

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【FX手法】三角持ち合いブレイクのインジケーター、これいい!

【FX手法】三角持ち合いブレイクのインジケーター、これいい!

三角持ち合いのインジケーター、探してる?

三角持ち合いを自動で認識して描写してくれるインジケーターがあったら便利だろうな…

Twitter見てると、三角持ち合いでFXトレードしている人、意外と多いですよね。

FXトレーダーの多くが、自分でラインを引いて三角持ち合いを確認しています。

「三角持ち合いを自動で認識して描写してくれるインジケーターがあったら便利だろうなー」って思ったことありませんか?

今回は、そんな思いに応えるべく、三角持ち合いを自動描写するインジケーターを紹介しますね。

予備知識として、”三角持ち合いからのブレイクアウト”の代表的なパターンは、3つあることを覚えておいてくださいね。

安値切り上げ型ブレイクアウト

安値切り上げ型ブレイクアウト

高値切り下げ型ブレイクアウト

高値切り下げ型ブレイクアウト

均衡型ブレイクアウト

均衡型ブレイクアウト

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『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』三角持ち合いを描写するインジケーター

『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』は、直近のトライアングルチャートパターンを検出して自動でラインを描写してくれる便利なインジケーターです。

FXフォーラム『MQL5』の以下のURLから無料でダウンロードできます。

三角持ち合いは、海外では「Triangle Chart Patterns(トライアングルチャートパターン)」などと呼ばれていたりしますね。

『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』を設置したチャートをご覧ください。全てUSD/JPY(ドル円)のチャートです。上から長期足〜短期足という順番に並んでいます。

三角持ち合い(USD/JPY)週足チャート

三角持ち合い(USD/JPY)週足チャート

上の週足チャートでは三角持ち合い(均衡型)から下にレートが放たれています。

三角持ち合い(USD/JPY)日足チャート

三角持ち合い(USD/JPY)日足チャート

上の日足チャートでは高値切り下げ型の三角持ち合いを形成しつつあります。このまま三角持ち合いが完成すれば、下方にブレイクする可能性があります。

三角持ち合い(USD/JPY)4時間足チャート

三角持ち合い(USD/JPY)4時間足チャート

上の4時間足チャートでは、均衡型の三角持ち合いですね。

三角持ち合い(USD/JPY)1時間足チャート

三角持ち合い(USD/JPY)1時間足チャート

上の1時間足チャートでは、安値を徐々に切り上げつつ三角持ち合いを形成しています。

三角持ち合い(USD/JPY)30分足チャート

三角持ち合い(USD/JPY)30分足チャート

上の30分足チャートでは、どっちつかずの相場が続いていて、スクイーズ状態に突入するかもしれません。

三角持ち合い(USD/JPY)15分足チャート

三角持ち合い(USD/JPY)15分足チャート

上の15分足チャートでは高値切り下げ型の三角持ち合いが形成されています。このまま進めば下方にブレイクか…。

三角持ち合い(USD/JPY)5分足チャート

三角持ち合い(USD/JPY)5分足チャート

上の5分足チャートでは均衡型三角持ち合いを形成していて、どちらにブレイクするか推測が難しそうです。

直近のチャートパターンから三角持ち合いを検出してラインを引いてくれる

ご覧通り、『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』は、直近のチャートパターンから三角持ち合いを検出して赤色青色のラインを引いてくれます。

  • 赤色線…レジスタンスライン
  • 青色線…サポートライン

また、このインジケーターは、三角持ち合い形成後にローソク足がブレイクすると「シグナル」(矢印マーク)を出してくれる機能も付いています。

Mouteki-Demark_trend_new.mq4

Mouteki-Demark_trend_new.mq4

上のチャートはUSDJPYの5分足です。三角持ち合いを上方ブレイクしていますね。その際に矢印マークが点灯しています。

リペイントするので注意が必要

なかなか便利そうな『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』です。

とはいえ、使う際には注意が必要です。レートの動きに連動してリペイントします。まあ、当たり前ですね。

手動で三角持ち合いを確認するときだって、ローソク足が変化すれば、ラインを引き直しますよね。『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』も同じです。ローソク足の変化に連動して、ラインを自動で引き直します。

環境認識にも使える”三角持ち合いインジケーター”

使い方次第ではとても役立ちそうな『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』環境認識の一つとしてMetaTrader4に入れておくのもおすすめですよ。

もう一度USD/JPYの日足チャートをご覧ください。

三角持ち合い(USD/JPY)日足チャート

三角持ち合い(USD/JPY)日足チャート

『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』の2本のラインによって、高値を段階的に切り下げつつ三角持ち合い(高値切り下げ型)を形成しようとしている前兆を読み取れますね。このまま高値を切り下げていけば、比較的きれいな三角持ち合い(高値切り下げ型)が完成します。

そして、三角持ち合いの底辺ラインを下抜けたタイミングで下方にブレイクすることも予測できます。であれば、1時間足や4時間足で、Short方向に仕掛けることもアリでしょう。長期足に同調する方向で短期足で仕掛けるMTF(マルチタイムフレーム)戦略です。

『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』を環境認識ツールとして活用すれば、上記のような相場分析も可能になります。

気になる方は、ぜひ使ってみてくださいね!

『Mouteki-Demark_trend_new.mq4』の無料ダウンロードはこちら!

FX手法|MACDとRSIを組み合わせると逆張りトレードがはかどるwwww

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FX手法|MACDとRSIを組み合わせると逆張りトレードがはかどるwwww

FX手法|MACDとRSIを組み合わせると逆張りトレードがはかどるwwww

MACDって使えない!と嘆(なげ)く前に…

MACDって誰もが最初に触るインジケーターの一つですよね。

MACDのゴールデンクロス・デッドクロスなどは、FX入門書の中でも最初に出てくるくらいに定番手法ですよね。

  • 買いパターン:MACDがシグナルを上抜き(ゴールデンクロス)
  • 売りパターン:MACDがシグナルを下抜き(デットクロス)

ところが実際に使ってみると「ダマシが多くて意外と使えないな、MACD…」となりませんか?

実はMACDを単体で使うのは、ちょっとおすすめできないんです。移動平均線をベースにしているMACDは、単純なゴールデンクロス・デッドクロスだけではダマシに遭いやすいんですね。

ではまったく使えないかといえば、そんなことはありません。

MACDは様々なインジケーターと組み合わせることで、優位性を高めることができるんです!

では、なにと組み合わせるか?

今回は、オシレーター系の定番中の定番「RSI」と組み合わせたFX手法を一つ紹介しますね。

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RSIは「買われすぎ」や「売られすぎ」など相場の過熱感を計測するためのテクニカル指標

RSIは「買われすぎ」や「売られすぎ」など相場の過熱感を計測するためのオシレーター系テクニカル指標です。

チャートに表示させるとこんな感じです。サブウィンドウの線グラフのようなものがRSIです。

RSI

RSI

上下(70%と30%)にレベルラインが引かれています。このラインを目安に買われすぎ・売られすぎを判断します。

  • RSIが70%を超えると「買われすぎ」
  • RSIが30%を切ると「売られすぎ」
RSIの買われすぎと売られすぎ

RSIの買われすぎと売られすぎ

”MACD”に”RSI”を組み合わせると逆張りトレードがはかどるwwww

さて具体的な手法を紹介していきますね。基本は「逆張り」です。

まずはMACDRSIをチャート上に表示させましょう。こんな感じです。

MACDとRSIをチャートに表示

MACDとRSIをチャートに表示

まずやってほしいのはRSIのレベル変更です。デフォルトでは30%と70%にラインが引いてあるはず。これを35%と65%に引き直してください。

RSIのレベルを35%と65%に引き直す

RSIのレベルを35%と65%に引き直す

これで準備完了!

デフォルトのままでもいいんですが、それだとトレードチャンスがすごく減ってしまいます。

トレードルールはとってもシンプル!

時間足はなるべく大きめの足をオススメします。30分足、1時間足、4時間足くらいがベターです。もちろん15分足や5分足でも活用できますが、ノイズが増えるぶんだけダマシも増えます。

通貨ペアは選びません。自由です。

まずは「買い」パターンでのトレードルールです。

  1. RSIが35%以下に入った!
  2. MACDがゴールデンクロス!(MACDがシグナルを上抜け)
  3. 買いでENTRY

「売り」はその逆ですね。

  1. RSIが65%を超えた!
  2. MACDがデッドクロス!(MACDがシグナルを下抜け)
  3. 売りでENTRY

うん、シンプルですね。チャートで確認してみましょう。

MACD+RSI手法 その1

MACD+RSI手法 その1

MACD+RSI手法 その2

MACD+RSI手法 その2

RSIの方がシグナルが早く出るので、まずRSIの35%割れ・65%超えを確認します。その後MACDのGC/DCを確認してエントリーします。

SL(損切り)は直近の高値/安値+5〜10pips程度で良いでしょう。

TP(利確)はMACDの逆クロスが無難です。リスクリワードは1対3くらいですね。

どうですか?こんな簡単な手法でも勝てるんです!

あ、もちろん「ダマシ」ゼロっていうことではないですよ。エントリーしたけど損切りにヒットしてしまった…っていうダマシもあります。そこは必要経費と捉えることです。

MACD+RSI手法 その3

MACD+RSI手法 その3

上のチャートの左側のエントリーでは、ほとんど含み益が出ずに微損で終わっていますね。一方の右側のトレードは利益が出ています。

MACD+RSI手法 その4

MACD+RSI手法 その4

こちらも最初のトレード(左端)は、損切りか同値撤退でしょう。2番めと3番目はプラスですね。

どうですか?こんな簡単な手法でも勝てるんです!

シンプルトレードだからといってバカにできません。いろいろなインジケーターを重ねて表示してチャートがごちゃごちゃになっている人も、初心に帰ってこんなシンプルチャートから再スタートしてみるのも良いかもしれませんね。

【FX手法】CCIの設定方法や基本的な使い方を詳しく解説するよ!

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【FX手法】CCIの設定方法や基本的な使い方を詳しく解説するよ!

【FX手法】CCIの設定方法や基本的な使い方を詳しく解説するよ!

『CCI』って聞いたことあるけど、ほんとうに勝てる?

CCIってたまに聞くけど、どうなんだろう?勝てるのかな?って気になりますよね。

使い方難しいのかな?とか、どんなときに使えば役立つんだろう?って思ったことありませんか?

FX初心者にとっては、馴染みの薄いCCI

今回は、そんなCCIにスポットライトを当てて、詳しく解説していきますね。

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『CCI』とはなにか

CCIは、Commodity Channel Indexの略です。

Commodity…商品
Channel…チャンネル
Index…指数

日本語に直すと「商品チャンネル指数」となります。名前からも分かる通り、もともとは商品先物取引で使われ始めたテクニカル指標です。

現在は、商品先物市場だけでなく、FXや株式投資などあらゆるマーケットで広く使われるオシレーター系テクニカル指標です。

『CCI』はなにを表しているのか?

CCIは相場の周期(サイクル)を数値化しビジュアル化する

CCI(Commodity Channel Index)は、以下の概念に基づいて考案・開発されました。

CCIの概念
一見ランダムに見える相場には実は一定の周期(サイクル)があり、その周期を観測すれば相場の過熱を推測することができる

CCIの開発者はDonald M. Lambert(ドナルド・M・ランバート)氏。

ざっくりと解説すれば、相場の周期(上下動のリズム)を数値化してグラフ化したものがCCIです。相場の周期がわかれば、売られすぎや買われすぎという過熱感を数値化してビジュアル化でき、トレードに活かせるのではないか…というアイデアですね。

つまり、ストキャスティクスやRSIと同じオシレーター系に分類されるテクニカル指標の一つです。

CCIの計算式

CCIの計算式はこちら。

CCIの計算式

TPはTypical Price(平均値)の略です。

TP=(高値+安値+終値)÷3

MAはMoving Average(単純移動平均値)です。平均値(TP)から単純移動平均値(MA)を引いたものが分子です。MDはMean Deviation(平均偏差)です。平均偏差を0.015倍したものが分母となります。

まあ、難しいので深く考えなくても大丈夫です。

シンプルに考えるならば、移動平均線からどれくらいレートが乖離しているかをグラフ化したものと捉えれば概ね間違っていません。

『CCI』をチャートに表示してみよう!

MetaTrader4に標準装備されているCCI

MetaTrader4でCCIを実際にチャートに表示してみましょう。CCIは、MetaTrader4に標準で入っているインジケーターです。こちらをご覧ください。

CCIはMetaTrader4に標準装備されています

CCIはMetaTrader4に標準装備されています

オシレーター系フォルダの中にある「Commodity Channel Index」と表示されているものがCCIです。

「Commodity Channel Index」をチャート上にドラッグドロップすると、サブウィンドウに折れ線グラフのようなものが表示されいます。これがCCI。

CCIをMetaTrader4に表示させるとこんな感じ

CCIをMetaTrader4に表示させるとこんな感じ

±100%のレベルを基準にして「売られすぎ・買われすぎ」を判断する

CCIを拡大してみましょう。

CCIのレベル±100%

CCIのレベル±100%

レベルが2つ表示されていますね。100%ラインマイナス100%ラインです。

この2つのレベル(100%・−100%)を数値が超えるかどうか、がCCIでは重要になります。単純に…

  • CCIが100%を超える(上抜け)…買われすぎ
  • CCIが−100%を切る(下抜け)…売られすぎ

このように捉えることが一般的です。

『CCI』を活用した「稼げるFX手法」を紹介するよ!

CCIの反転で仕掛けたら絶対にダメ!

では実際にCCIを利用した基本的なトレードルールを紹介します。

さきほど、以下のようにCCIの見方を説明しました。

  • CCIが100%を超える(上抜け)…買われすぎ
  • CCIが−100%を切る(下抜け)…売られすぎ

±100%のゾーンにCCIが入ったからといって、すぐに逆張りで仕掛けると「ダマシ」にあってしまいます。

また、CCIの反転で仕掛けましょう…的な解説をしているサイトもありますが、これもダメです。同様に「ダマシ」に遭遇して損切り連発です。

大雑把にいえば、CCIは移動平均線からの乖離を示しているだけですから、乖離幅が大きくなっただけで逆方向に仕掛けるのは愚の骨頂です。しかもトレンドが発生すれば移動平均線もレートに追随しますよね?CCIの反転は、移動平均線トレートとの乖離が単純に狭まっただけです。

ではどうするか?

CCIはダイバージェンスで使うのが正しい!

CCIはオシレーター系ですので、ダイバージェンスを利用して仕掛けのタイミングを取る方法が、最も優位性を発揮できます。他のオシレーター系(RSIやMACDなど)と同じ考え方ですね。

具体的には、CCIがダイバージェンスを発生させたタイミングで仕掛けます。

ダイバージェンス(divergence)とは逆行現象のことを指します。つまりローソク足(レート)の方向性とテクニカルの方向性が真逆に動く現象をダイバージェンスと呼びます。

ローソク足は高値を切り上げているのに、CCIは切り下げている…
ローソク足は安値を切り下げているのにCCIは切り上げている…

こうした逆行現象がダイバージェンスです。図で説明するとこんな感じ。まずは「強気のダイバージェンス」と呼ばれるパターンです。

強気のダイバージェンス

強気のダイバージェンス

次は「弱気のダイバージェンス」と呼ばれるパターンを紹介。

弱気のダイバージェンス

弱気のダイバージェンス

この2つのダイバージェンスをCCIトレードに取り入れます。

実際のチャートでCCIダイバージェンスを確認してみる

実際にチャートを見てみましょう。ダイバージェンスが発生している箇所をチェックしてみましょう。

CCIダイバージェンストレード「買い」

CCIダイバージェンストレード「買い」

上のチャートでは、レートは切り下げている(安値を更新している)のにCCIは上昇していますね。「強気のダイバージェンス」が発生していると捉えて、「買い」でENTRYします。

CCIダイバージェンストレード「買い」

CCIダイバージェンストレード「買い」

上のチャートも先ほどと同じようにレートは切り下げているにもかかわらず、CCIは大きく上昇しています。やはり「強気のダイバージェンス」発生ですね。当然「買い」でENTRYです。

CCIダイバージェンストレード「売り」

CCIダイバージェンストレード「売り」

さて、次は「売り」ENTRYのタイミングを見てみましょう。レートは上昇し高値も更新していますが、CCIは切り下げています。「弱気のダイバージェンス」発生とみて「売り」で仕掛けます。

CCIダイバージェンストレード「売り」

CCIダイバージェンストレード「売り」

こちらも、レートは段階的に切り上げていますが、CCIは逆方向に動いています。相場転換の可能性が高まり、「売り」ENTRYのチャンスです。

CCIダイバージェンストレード「買い」「売り」

CCIダイバージェンストレード「買い」「売り」

最後は、買いと売りのチャンスが連続して発生したチャートをご覧ください。最初のシーンはレートが切り下げ、一方のCCIは切り上げています。ここで「買い」を仕掛けます。

その後、レートは大きく上昇。高値を3回更新していますが、CCIは逆に下がっています。ここは「売り」のチャンスとなります。

実際にレートは反転し、それぞれで利益が取れていることがわかります。

ダイバージェンスは確度が高いが万能ではない

CCIのダイバージェンスを使ったトレードですが、もちろん100%の勝率ではありません。残念ながら、ダイバージェンスが発生してもレートが反転しないこともしょっちゅうです。

とはいえ、単純にCCIの反転で即ENTRY…よりは相当確度が高いことは間違いありません。

CCIを使ってみたいならば、まずはこのダイバージェンス手法からチャレンジしてみることをオススメします!

【FX手法】ダイバージェンスはなぜ起こるのか?そのメカニズムとは?

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【FX手法】ダイバージェンスはなぜ起こるのか?そのメカニズムとは?

【FX手法】ダイバージェンスはなぜ起こるのか?そのメカニズムとは?

ダイバージェンス(逆行現象)ってどうして起きるの?

ダイバージェンスってどんな仕組みなんだろう?って思ったことありませんか?

なんとなくその有用性はわかるんだけど、具体的なメカニズムはどうなっているのかな?って疑問を感じることありますよね。

今回は、そんなダイバージェンスについて、詳しく解説していきますね。

記事の後半では、ダイバージェンスを検出してくれる便利なインジケーターも紹介します。

ダイバージェンスインジケーター4種

RSIダイバージェンス『TM_RSI_divergence.ex4』(無料)

RCIダイバージェンス『fxnav_RCI2.ex4』(無料)

MACDダイバージェンス『FX5_Divergence_V2.1.mq4』(無料)

CCIダイバージェンス『cci-divergence.ex4』(無料)

ダイバージェンスとは?

ダイバージェンス(divergence)はレートとテクニカルの「逆行現象」でありトレンドの行き詰まり・相場の反転を示唆する

【FX手法】CCIの設定方法や基本的な使い方を詳しく解説するよ!の中でも、ダイバージェンスを使ったCCI手法を解説しました。

ダイバージェンス(divergence)とは、レートとオシレーター系テクニカル指標が逆行現象を起こすことを指します。ダイバージェンスが発生すると高確度で相場が反転するとされています。

ダイバージェンスは、大きく分けると2つあります。

  1. 強気のダイバージェンス
  2. 弱気のダイバージェンス

強気のダイバージェンス

強気のダイバージェンス

強気のダイバージェンス

強気のダイバージェンスとは、以下のような現象を指します。

  1. レート(ローソク足)は安値を切り下げているのに
  2. オシレーター系は切り上げている

強気のダイバージェンスが出現すると、その後レートは高確度で反転上昇すると言われています。

弱気のダイバージェンス

弱気のダイバージェンス

弱気のダイバージェンス

弱気のダイバージェンスとは、以下のような現象を指します。

  1. レート(ローソク足)は高値を切り上げているのに
  2. オシレーター系は切り下げている

弱気のダイバージェンスが出現すると、その後レートは高確度で反転下落すると言われています。

「強気のダイバージェンス」も「弱気のダイバージェンス」共に、レートの動きとオシレーター系テクニカル指標が逆の動きをした場合、トレンドの行き詰まり&反転を示唆します。

CCI、RSI、MACD、ストキャスティクスなどのオシレーター系テクニカルで有効とされている戦略です。

ダイバージェンスが発生する仕組み

一定の枠組みの(上限や下限が設定されている)中で上下動を繰り返す指標だからこそレートの勢いに過敏に反応する

ローソク足が高値を更新している(切り上げている)のに、オシレーター系は逆に切り下げてしまう。この現象はトレンドそのものの強さや勢いが弱まっているために起こります。

オシレーター系は一定の枠組みの(上限や下限が設定されている)中で上下動を繰り返す指標です。レートが上昇すればオシレーター系(指標)も上昇し、レートに勢いがあれば上限に容易に達します。

ところがトレンドに勢いがなくなると、レートが上昇を続けても(高値を切り上げても)、伸びの勢いが以前より弱まれば、指標は瞬時に反応し下げてしまうのです。

結果的に、レートは上昇を続けているのに、指標が下落するという現象が発生します。これがダイバージェンスのメカニズムです。

急激な動き(強気)→おだやかな動き(弱気)

オシレーター系は、上限下限という枠組みの中で動くという性質上、こうした相場の変化に敏感に反応するわけです。

ダイバージェンスは反転の可能性を「示唆」しているにすぎない

もちろん、トレンドが穏やかになったからといって、相場が絶対に反転するとは限りません。一時的に弱まっただけで、再び息を吹き返して勢いを増す可能性もあります。

ダイバージェンスは反転の可能性を「示唆」しているにすぎないのです。

ダイバージェンスが発生したからといって、すぐに逆張りで仕掛けるのは、あまりにも短絡的すぎます。

ダイバージェンス発生後は、慎重に相場を眺め、反転の兆しを裏付ける要素をピックアップします。最も有効な検証法は、ラインを引くことです。

トレンドラインやサポレジラインを引き、反転の可能性を探ります。キリ番なども目安になります。

総合的に判断して反転を狙い撃ちすることをおすすめします。

優れたダイバージェンスインジケーターを紹介

ダイバージェンスを毎回目視で判断するのは面倒だな、って思った方。実はダイバージェンスを検出して知らせてくれるインジケーターがあるんです。

いくつか便利なインジケーターを紹介しますね。全部無料です!

  1. RSIダイバージェンス『TM_RSI_divergence.ex4』(無料)
  2. RCIダイバージェンス『fxnav_RCI2.ex4』(無料)
  3. MACDダイバージェンス『FX5_Divergence_V2.1.mq4』(無料)
  4. CCIダイバージェンス『cci-divergence.ex4』(無料)

1.RSIダイバージェンス『TM_RSI_divergence.ex4』

まずはRSIのダイバージェンスを自動検出して、アラートで知らせてくれるインジケーター『TM_RSI_divergence.ex4』です。

ダウンロードサイトはこちら。

MetaTrader4上に設定するとこんな感じです。

RSIダイバージェンスその1

RSIダイバージェンスその1

RSIダイバージェンスその2

RSIダイバージェンスその2

RSIダイバージェンスその3

RSIダイバージェンスその3

なかなか良いタイミングでシグナルを出してくれていますね!かなり使えそうです。

作者のサイトではバイナリーオプション専用ツールとして提供していますが、FXトレードにも十分使えますね。

使い方やパラメーター設定方法については、以下の動画が詳しいです。

2.RCIダイバージェンス『fxnav_RCI2.ex4』

次に紹介するインジケーターは、RCIのダイバージェンスを検知して知らせてくれるツール『fxnav_RCI2.ex4』です。

ダウンロードサイトはこちら。

MetaTrader4に設定してみました。

RCIダイバージェンスその1

RCIダイバージェンスその1

RCIダイバージェンスその2

RCIダイバージェンスその2

RCIダイバージェンスその3

RCIダイバージェンスその3

RCIダイバージェンスその4

RCIダイバージェンスその4

最初に紹介したRSIダイバージェンスインジケーターよりもシグナルの頻度は多めですね。その分、ちょっとだけダマシ的なシグナルも含まれているようです。

3.MACDダイバージェンス『FX5_Divergence_V2.1.mq4』

MACDのダイバージェンスを検出するインジケーター『FX5_Divergence_V2.1.mq4』です。こちらは海外サイト「FOREX FACTORY」からダウンロードできます。

『FX5_Divergence_V2.1.mq4』をMetaTrader4に設定してみます。

MACDダイバージェンスその1

MACDダイバージェンスその1

MACDダイバージェンスその2

MACDダイバージェンスその2

MACDダイバージェンスその3

MACDダイバージェンスその3

MACDダイバージェンスその4

MACDダイバージェンスその4

4.CCIダイバージェンス『cci-divergence.ex4』

最後はCCIのダイバージェンスを検出するインジケーター『cci-divergence.ex4』です。

ダウンロードサイトはこちら。

メタトレーダー4に『cci-divergence.ex4』を設定したチャートがこちら。

CCIダイバージェンスその1

CCIダイバージェンスその1

CCIダイバージェンスその2

CCIダイバージェンスその2

CCIダイバージェンスその3

CCIダイバージェンスその3

CCIダイバージェンスその4

CCIダイバージェンスその4

まとめ:【FX手法】ダイバージェンスはなぜ起こるのか?そのメカニズムとは?

ダイバージェンス発生のメカニズムと取り組み方、そしてダイバージェンスを検出する各種インジケーターを紹介しました。

大切なことなので繰り返しお伝えしますが、ダイバージェンスは万能ではありません。トレンドの弱まりや転換を示唆する事象の一つにすぎません。

ダイバージェンスは、ハマると面白いようにトレンド転換してくれます。そうすると、ついつい過信してしまうんですね。

相場は様々な要素が複雑に絡み合って変化します。ダイバージェンスは無数に存在する要素の1つにすぎないことを念頭において相場と向き合うよう心がけましょう。

【FX手法】CCIゼロクロス+5MAで毎日100pips抜く【927手法】

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【FX手法】CCIゼロクロス+5MAで毎日100pips抜く【927手法】

【FX手法】CCIゼロクロス+5MAで毎日100pips抜く【927手法】

CCIゼロクロス+5MAで毎日100pips抜く伝説の『927手法』

あなたは『927手法』を知っていますか?

ご存知の通り、FX手法には様々な種類があります。

今回は『927手法』と呼ばれる古典的なトレードテクニックをピックアップします。

『927手法』は、移動平均線にCCIを取り入れたトレンドフォロー手法です。

どうして『927手法』と呼ばれるのか?それは2ちゃんねる投資スレッド「正直、移動平均線だけで勝てるだろ」に書き込まれた投資手法のスレ番が927番だったからです。

まずは、その927番の書き込みをご覧ください。

972 : Trader@Live![] 投稿日:2009/05/13(水) 12:08:42 ID:x6Mg+xL1
5分足 5MA抜けて次の足の終値が抜けた側を維持しててCCIがゼロを抜けてる時
だけ5MA寄付きでエントリー
終値が5MA維持できなかった時点で必ずリカク
これだけで 毎日適当にやってても 100PIPは取れる
むかしからある方法だが 今でもこればっかやってる

日足 4時間足 1時間足のトレンドラインは引いておく斜めも横も
方向性を見て順張り
MAは21 50 98 150 200も出しておく

ルール
損切りは待たずに早めにする チャンスはいくらでもある
トイレや食事に行く前は必ずリカクしていく
レンジに当たる前に必ずリカクする
値動きがない時間帯はトレードしない
何PIP取れたかは気にしない事
大きく張らない

ボリバンは初心者の時よく使っていたが
効力ない事に気が付いてからは出す事ない
全然おもしろみもなく 同じ事の繰り返しだが
食ってはいける

976 : Trader@Live![] 投稿日:2009/05/13(水) 16:13:11 ID:x6Mg+xL1
ポン円とポンドル ドル円
リラックスしてできるな
ポンは方向性強いから一瞬で利益でるけど
反対に反発するのもすさまじいから
欲出すとやられるなw

981 : Trader@Live![] 投稿日:2009/05/13(水) 21:20:16 ID:x6Mg+xL1
14でやってる(標準値)

982 : Trader@Live![sage] 投稿日:2009/05/13(水) 21:24:26 ID:W+oq8glZ
>>981
わかりました。
良い方法をありがとうございます。

すいません、1日に何回ぐらいエントリーしてますか?

989 : Trader@Live![] 投稿日:2009/05/13(水) 21:45:16 ID:x6Mg+xL1
>>982
平均6、7回ぐらい
ドル円なんかは 十数回やるけど
そこそこ動いてる時は 100PIPは無理なく取れるよ
上に書いてる方法は単純だけど最初は慣れるまで我慢するのが
つらいと思う しかしリスク少なめで利益を出す事が目的なので
やってるうちにトレードする事が楽になるよ精神面がね
おもしろくないけどw 

991 : Trader@Live![sage] 投稿日:2009/05/13(水) 21:49:49 ID:31GRImfZ
>>989
それは1日?
それとも夕方からやって?

995 : Trader@Live![] 投稿日:2009/05/13(水) 22:00:24 ID:x6Mg+xL1
>>991
場合によるけど 朝は寝てるし
昼は状況を見て 夕方はチャート見てない時ないですね
他の個人投資家と同じです たぶん

引用:2ちゃんねる「正直、移動平均線だけで勝てるだろ」

書き込まれたのは2009年です。もう10年以上前ですね。

その当時、この書き込みが話題になり『927手法』などと呼ばれるようになりました。多くのトレーダーが『927手法』を検証したりして、ネット界隈でちょっとした盛り上がりをみせていたんですね。

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『927手法』をまとめてみた

まずは、『927手法』をざっくりとまとめてみます。

推奨通貨ペア

  • GBP/JPY(ポンド円)
  • GBP/USD(ポンド米ドル)
  • USD/JPY(ドル円)

推奨時間足

  • 執行時間足:5分足
  • 環境認識:日足・4時間足・1時間足

トレードチャンスと狙える利幅

  • 1日に6〜7回
  • 1日トータルで100pips前後

使用するテクニカル

  • CCI(期間14…デフォルト)
  • 移動平均線6本(期間5、21、50、98、150、200)
  • トレンドライン(日足、4時間足、1時間足)

買いルール

  1. 方向性の確認(移動平均線+トレンドライン)
  2. ローソク足(1本目)が5MAを上抜ける
  3. 次足(2本め)終値が5MAを上抜けたまま維持
  4. CCIが0レベルより上
  5. 次足(3本目)寄り付きで成り行きエントリー

売りルール

  1. 方向性の確認(移動平均線+トレンドライン)
  2. ローソク足(1本目)が5MAを下抜ける
  3. 次足(2本め)終値が5MAを下抜けたまま維持
  4. CCIが0レベルより下
  5. 次足(3本目)寄り付きで成り行きエントリー

手仕舞いルール(利確&損切り)

  • ローソク足終値が5MAまで戻されたときに手仕舞い

ここまでが『927手法』で言及されているルールです。

『927手法』をチャートで再現してみるよ

では実際のチャートで目視検証してみます。GBP/JPY(ポンド円)の5分足です。

927手法 その1

927手法 その1

移動平均線は全部で6本。トレードの基準となる5MA黄色ラインです。サブウィンドウはCCI(期間14)のみ。

トレンドラインはあえて引いていません(チャートが見づらくなるため)。トレンドの方向性に関しては、6本のMAが同調している点を重視しています(MAの傾きや確度、並び順など)。

さっそく仕掛けのタイミングをピックアップしてみます。まずは「買いENTRY」。

927手法 「買いENTRY」

927手法 「買いENTRY」

1回目のENTRYを拡大してみます。

927手法 「買いENTRY」詳細

927手法 「買いENTRY」詳細

①でローソク足終値が5MAを超えています。

②次足が5MA超えを維持し、その次の足始値でCCIもゼロレベルをプラスに超え得ていたため(③)、買いでENTRY(④)しています。

手仕舞いは終値が5MAを切ったタイミングです。

も一つ買いパターンを取り上げてみます。

927手法 「買いENTRY」その2

927手法 「買いENTRY」その2

どちらの取引も微益ですが、勝てていますね。

次は売りパターンをチェックします。GBP/USD(ポンド米ドル)5分足です。

927手法 「売りENTRY」その1

927手法 「売りENTRY」その1

927手法 「売りENTRY」その2

927手法 「売りENTRY」その2

勝ててる相場をピックアップしていますので、優位性がありそうに見えますね。

『927手法』の本質は5MAのバンドウォークだ

『927手法』の概略をみて、どのように感じましたか?

CCIをフィルターに使っていはいますが、手法の本質は5MAのバンドウォークであることがわかりますね。

複数のMAやトレンドラインで方向性を確認し(MTF=マルチタイムフレーム)、順張り方向へ仕掛けます。

5MAの抜けが確かなものであることを確認してからENTRYし、少しでも5MAを割ればそこで手仕舞いという手堅い手法です。

『927手法』は勝てない?

身もふたもない話だが”環境認識”次第で優位性は変わってしまう…

2009年当時、『927手法』は多くのトレーダーによって検証されました。「927手法は、勝てる!」という意見もあれば「927手法、やっぱり勝てない…」というネガティブな検証結果もあり、賛否両論でした。

『927手法』は、入るべき相場であるかどうかを判断するのに裁量(MTFによる環境認識等)が大いに必要とされる手法です。

環境認識次第では勝てるし、認識が甘いと勝てません。

リスクを極力小さくしてトレンドの勢いある箇所だけを細かく刈り取る手法

また、5MA抜けが確実であることを重視するため、トレンドの初速は捉えられません。また、5MA割れで即手仕舞いするため、ノイジーな相場では細切れなトレードになりがち…というデメリットがあります。

だからこそ、堅実性があると言えますね。リスクを極力小さくしてトレンドの一部を手堅く刈り取る手法です。

GBP/JPY(ポンド円)、GBP/USD(ポンド米ドル)、USD/JPY(ドル円)を同時監視すれば、トレードチャンスは1日に4〜6回くらいはありそうです。

毎日100pips取れるかと言われれば、それは相場次第というところですね。5分足でのトレードなので、一度に狙える利幅は10〜20pipsくらいでしょう。

『927手法』はポテンシャルを感じさせる投資法だ

『927手法』は2009年に流行った手法ですが、いまでも十分に通用します。

移動平均線をベースにした手法なので、普遍性もあります。シンプルなロジックなので『927手法』に様々なアレンジを加えるなどの汎用性の高さも申し分ありません。

『927手法』のポテンシャルは相当高いのではないかと感じますね。

気になる人は、ぜひ『927手法』にチャレンジしてみてください!きっと新たな発見があると思いますよ。


【FX手法】ダイバージェンス専用インジケーター|おすすめ4選!

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【FX手法】ダイバージェンス専用インジケーター|おすすめ4選!

【FX手法】ダイバージェンス専用インジケーター|おすすめ4選!

ダイバージェンスを自動検知しアラートしてくれるインジケーターが欲しい!

ダイバージェンスの優位性は理解できるけど、ダイバージェンスを毎回目視で判断するのは面倒だなって思ったことありませんか?

ダイバージェンスが発生したら自動的に検知して、アラートで知らせてくれればいいのに…って考えますよね。

実は、ダイバージェンスを自動検知して知らせてくれるMetaTrader4専用インジケーターがあるんです。

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ダイバージェンス専用インジケーター、おすすめの4つを紹介!

今回は、おすすめのダイバージェンスインジケーターを4つ、紹介しますね。ダイバージェンスと相性が良いとされるオシレーター系4種(RSI・RCI・MACD・CCI)それぞれに特化したダイバージェンスインジケータです。

全部、無料でダウンロードして使えますよ。

ダイバージェンスインジケーター4種
  1. RSIダイバージェンス『TM_RSI_divergence.ex4』(無料)
  2. RCIダイバージェンス『fxnav_RCI2.ex4』(無料)
  3. MACDダイバージェンス『FX5_Divergence_V2.1.mq4』(無料)
  4. CCIダイバージェンス『cci-divergence.ex4』(無料)

1.RSIダイバージェンス『TM_RSI_divergence.ex4』

まずはRSIのダイバージェンスを自動検出して、アラートで知らせてくれるインジケーター『TM_RSI_divergence.ex4』です。

ダウンロードサイトはこちら。

MetaTrader4上に設定するとこんな感じです。

RSIダイバージェンスその1

RSIダイバージェンスその1

RSIダイバージェンスその2

RSIダイバージェンスその2

RSIダイバージェンスその3

RSIダイバージェンスその3

なかなか良いタイミングでシグナルを出してくれていますね!かなり使えそうです。

作者のサイトではバイナリーオプション専用ツールとして提供していますが、FXトレードにも十分使えますね。

使い方やパラメーター設定方法については、以下の動画が詳しいです。

『TM_RSI_divergence.ex4』のダウンロードサイトはこちら。

2.RCIダイバージェンス『fxnav_RCI2.ex4』

次に紹介するインジケーターは、RCIのダイバージェンスを検知して知らせてくれるツール『fxnav_RCI2.ex4』です。

ダウンロードサイトはこちら。

MetaTrader4に設定してみました。

RCIダイバージェンスその1

RCIダイバージェンスその1

RCIダイバージェンスその2

RCIダイバージェンスその2

RCIダイバージェンスその3

RCIダイバージェンスその3

RCIダイバージェンスその4

RCIダイバージェンスその4

最初に紹介したRSIダイバージェンスインジケーターよりもシグナルの頻度は多めですね。その分、ちょっとだけダマシ的なシグナルも含まれているようです。

『fxnav_RCI2.ex4』のダウンロードサイトはこちら。

3.MACDダイバージェンス『FX5_Divergence_V2.1.mq4』

MACDのダイバージェンスを検出するインジケーター『FX5_Divergence_V2.1.mq4』です。こちらは海外サイト「FOREX FACTORY」からダウンロードできます。

『FX5_Divergence_V2.1.mq4』をMetaTrader4に設定してみます。

MACDダイバージェンスその1

MACDダイバージェンスその1

MACDダイバージェンスその2

MACDダイバージェンスその2

MACDダイバージェンスその3

MACDダイバージェンスその3

MACDダイバージェンスその4

MACDダイバージェンスその4

MACDダイバージェンスも、ダマシが少し気になりますが、決まる時は気持ち良いほど決まります。

『FX5_Divergence_V2.1.mq4』のダウンロードサイトはこちら。

4.CCIダイバージェンス『cci-divergence.ex4』

最後はCCIのダイバージェンスを検出するインジケーター『cci-divergence.ex4』です。

ダウンロードサイトはこちら。

メタトレーダー4に『cci-divergence.ex4』を設定したチャートがこちら。

CCIダイバージェンスその1

CCIダイバージェンスその1

CCIダイバージェンスその2

CCIダイバージェンスその2

CCIダイバージェンスその3

CCIダイバージェンスその3

CCIダイバージェンスその4

CCIダイバージェンスその4

CCIダイバージェンスも悪くないですね。

『cci-divergence.ex4』のダウンロードサイトはこちら。

もちろん100%ではないですが、ダマシは同値撤退することで微損程度で乗り切れるはず。反転後のビッグトレンドをしっかりと捕まえることができれば、損小利大も可能ですね。

まとめ:おすすめダイバージェンスインジケーター4選

今回は、各オシレーター系に特化したMT4専用ダイバージェンスインジケーターを4つ紹介しました。すべて無料で使えます。

ダイバージェンスインジケーター4種
  1. RSIダイバージェンス『TM_RSI_divergence.ex4』(無料)
  2. RCIダイバージェンス『fxnav_RCI2.ex4』(無料)
  3. MACDダイバージェンス『FX5_Divergence_V2.1.mq4』(無料)
  4. CCIダイバージェンス『cci-divergence.ex4』(無料)

なんといっても、1番目に紹介した『TM_RSI_divergence.ex4』の優位性が突出している印象です。RSIとダイバージェンスの相性の良さを裏付けますね。

ダイバージェンス手法にこれから取り組むならば、まずはRSIダイバージェンスからオススメします。インジケーターは『TM_RSI_divergence.ex4』です。

Time-Saving FX【検証とレビュー】

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Time-Saving FX【検証とレビュー】

Time-Saving FX【検証とレビュー】

CC評価

『Time-Saving FX』検証とレビュー

本日は、合同会社クリプトが販売するFX情報商材『Time-Saving FX』を検証レビューします。

Time-Saving FX
Time-Saving FX
販売元:合同会社クリプト
開発者:澤城由人(さわきゆうと)
発売日:2019年6月18日
公式サイト:https://timesaving-fx.com/

元ビットポイント香港オーナー?

開発者は澤城由人氏。元ビットポイント香港オーナーという肩書を持ちます。元ビットポイント香港オーナーってなんでしょうね?よくわかりません。

オーナーは「所有者、持ち主」という意味です。であれば、「ビットポイント香港」を所有していて、誰かに売却した(?)、あるいはオーナーの地位を退いた、ということでしょうか。調べてみるとこんな情報を拾えました。

リミックスポイントBITPoint、香港企業へ仮想通貨取引システムのホワイトラベル提供が決定 -香港現地企業と合弁で仮想通貨取引所を設立へ-

株式会社リミックスポイントの子会社である株式会社ビットポイントジャパン (以下「ビットポイント」)は、香港で金融機関向けマーケティング受託及び カスタマーサポート受託等の事業を営む「豐智會計及顧問有限公司、 以下「TOP WISDOM」(マネージングディレクター 澤城由人)」へ、 仮想通貨取引システムのホワイトラベル提供が決定しましたのでお知らせ致します。

また、TOP WISDOMのホワイトラベル採用に伴い、ビットポイントは TOP WISDOMと中華人民共和国香港特別行政区において仮想通貨取引所を 運営する合弁会社を設立することも併せて決定いたしました(株式保有割合はTOP WISDOM 70%、ビットポイント 30%を予定)。

引用:https://kabutoyohou.com/2017/01/23/478188/

ビットポイントジャパンが「TOP WISDOM」に対してのれん分けし、合弁で新会社を設立したというプレスリリースです。

その中に澤城由人氏の名前が登場しています。「TOP WISDOM」のマネージングディレクターが「澤城由人」氏であると記載されていますね。

マネージングディレクターとは日本の会社で言うところの「業務執行取締役」「最高責任者」というレベルです。従業員格として最も上位にくる役職として使われることが多い肩書です。

ビットポイントジャパンが、TOP WISDOMに対して、仮想通貨取引システムのホワイトラベルを提供することを決めた、とあります。ホワイトラベルとは、自社のブランド(商品やサービス)を有償で販売することです。つまりビットポイントジャパンがTOP WISDOMに対してのれん分けし、新会社を設立したというプレスリリースです。2017年1月のプレスリリースですね。

それ以前の澤城由人氏について調べてみると、過去に『徹底オンラインサポート宣言!!必勝FX塾』(39,800円)という情報商材を販売していたようですね。2007年〜2008年頃のお話です。

FXから仮想通貨まで、色々と手広く手がけているようですね。一応こんな情報も拾いましたので参考までに…。

ふーん…
ビットポイント・グローバルとやらも、また胡散臭い関係者のオンパレード・・・。(呆れ)
ttp://www.remixpoint.co.jp/corporate/press/2017/3290/
ttp://www.remixpoint.co.jp/corporate/press/2017/2875/
ttps://www.hongkongcompanydir.com/top-wisdom-accounting-consulting-limited-jnccoca/

ttps://www.gliffy.com/go/publish/7565611
上記は、1月23日付PR(IRでは無い)…TOP WISDOM<主要株主:FSI Holdings Co., Ltd.>/代表:澤城 由人氏の会社組織図・・・今はページ自体が削除されており 見れなくなってますが、PR発表当時の資料へはガッツリ幹部個人名が書かれており…尚かつ そこへは「日本人名」がシッカリと書かれてましたけどね!?(苦笑)
どうやら、奇妙な日本人グループを形成して・・・現地人の御仲間を雇って(誘って)結局は なーんか変なコト考えてるだけでしょ!?(呆れ)
ちなみに、TOP WISDOM組織図のアドレスも「(発表当日に)金融庁・金融行政モニター&証券取引等監視委員会へ通報済み」なわけですが。。。
ちなみに、TOP WISDOM<主要株主:FSI Holdings Co., Ltd.>の「代表マネージングディレクター/澤城 由人氏」は・・・どうやら’07年末頃迄『徹底オンラインサポート宣言!!必勝FX塾』という代物を39,800円で販売してた 自称“敏腕FX講師”らしい。。。
ttp://blog.goo.ne.jp/fx-stronger/e/ac240e0c6c23746c9d62676d36adbca5
つまりは、色々と 御仲間同士で“演出”してるだけ。

引用:ヤフー・ファイナンス掲示板

『Time-Saving FX』はどのようなFX商材か?

長期足に同調する方向に押し目・戻りで仕掛けるデイトレード

『Time-Saving FX』は順張り裁量トレード手法です。

長期足の方向を確認した上で、短期足(15分足)トレンド中の押し目や戻りで仕掛けます。インジケーターを使って押し目・戻りを捉え、手仕舞いはOCO注文することで、基本ほったらかしです。

トレードチャンスは1日に1〜3回程度。推奨通貨ペアの縛りはありません。

『Time-Saving FX』販売ページ内では、残念ながらロジックに関してほとんど情報が提供されていません。押し目・戻りの順張りトレード…であることしかわかりません。

Time-Saving FX
Time-Saving FX
販売元:合同会社クリプト
開発者:澤城由人(さわきゆうと)
発売日:2019年6月18日
公式サイト:https://timesaving-fx.com/

フィボナッチ・リトレースメントを活用した裁量手法か?

ここからは推測となりますが、おそらく『Time-Saving FX』はフィボナッチリ・トレースメントを活用した裁量手法ではないかと考えています。

販売ページ内に掲載されているトレード実績(?)画像を見ると、ENTRYポイントと利確ポイント(第一段階、第二段階)がざっくりと印がつけられています。この仕掛けから手仕舞いまでの幅が、フィボナッチを意識した幅に見えます。

まずは以下のチャートで検証してみます。上のチャートが販売ページに掲載された実績です。USDJPY15分足。

Time-Saving FXチャートその1(USDJPY 15分足)

Time-Saving FXチャートその1(USDJPY 15分足)

同じチャートをピックアップしてフィボナッチリ・トレースメントを描写したものが以下のチャートです。

Time-Saving FXチャートその2(USDJPY 15分足)

Time-Saving FXチャートその2(USDJPY 15分足)

直近のトレンドを基準にフィボナッチを引き、61.8%の戻りでENTRY、ターゲット(2回目)は161.8%とすると、ピッタリ当てはまります。

もう一つ検証してみます。

Time-Saving FXチャートその3(EURUSD 15分足)

Time-Saving FXチャートその3(EURUSD 15分足)

Time-Saving FXチャートその4(EURUSD 15分足)

Time-Saving FXチャートその4(EURUSD 15分足)

こちらも、直近のトレンドの高値と安値を始点にしてフィボナッチリトレースメントを描写すると、やはり61.8%の戻りでENTRYしています。そして、ターゲットは100%ラインでほぼ販売ページの手仕舞いポイント(1回目)と合致しますね。

本来は161.8%を目標としていたのに、ヨコヨコが続いたため100%ラインで一部のポジションを手仕舞いをしたのかもしれません。

もう一つ検証してみます。

Time-Saving FXチャートその5(EURUSD 15分足)

Time-Saving FXチャートその5(EURUSD 15分足)

Time-Saving FXチャートその6(EURUSD 15分足)

Time-Saving FXチャートその6(EURUSD 15分足)

同様に直近のトレンド安値・高値を基準にフィボナッチリトレースメントを描写すると、ちょうど61.8%の戻りポイントでENTRYしていますね。

ターゲットは100%ラインでほぼ販売ページの手仕舞いポイント(1回目)と合致しますね。

フィボナッチ・エクスパンションかもしれない…

フィボナッチの引き方(始点をどこにするか)は、手法によって様々です。

『Time-Saving FX』が仮にフィボナッチリ・トレースメントをベースにしていると仮定すれば、おそらく直近のトレンドを基準にして次のトレンドの目標を定める『フィボナッチ・エクスパンション』ではないかと思われます。

『フィボナッチ・エクスパンション』は、直近のトレンドの高値・安値を始点にしてフィボナッチを引き、61.8%の押し目・戻しで仕掛け、ターゲットは100%161.8%あたりを目標とするのが王道です。

Time-Saving FX
Time-Saving FX
販売元:合同会社クリプト
開発者:澤城由人(さわきゆうと)
発売日:2019年6月18日
公式サイト:https://timesaving-fx.com/

『Time-Saving FX』総合評価

CC評価

【結論】フィボナッチ・エクスパンションをベースにした裁量手法か?
改めて買うまでもないかな…

『Time-Saving FX』は、フィボナッチ・エクスパンションをベースにした裁量手法ではないかと推測できます。

目新しい手法ではなく、古くからある王道ストラテジーの一つです。

フィボナッチ・エクスパンションは、長期足に同調する方向に順張りで仕掛け、フィボナッチによってトレンド中の押し目や戻りのタイミング(61.8%)を捉えてENTRYし、手仕舞い目標もフィボナッチ(161.8%)で導き出す手法です。

『Time-Saving FX』がフィボナッチ・エクスパンションを採用した手法であるかどうかは、購入してみなければわかりませんが、おそらく当たっているのではないかと思います。

まあ、買うまでもないかな…という印象です。

もしも今後『Time-Saving FX』を手にする機会があれば、改めて検証記事を書いてみたいと考えています。

Time-Saving FX
Time-Saving FX
販売元:合同会社クリプト
開発者:澤城由人(さわきゆうと)
発売日:2019年6月18日
公式サイト:https://timesaving-fx.com/

オリジナル特典(MT4専用ツール)を無料でご提供しています

当サイトから「購入リンク」を通じてFX商材をご購入された方には、以下の3つのオリジナル特典を全て無料でご提供させていただきます。

MetaTrader専用オリジナルインジケーター「SQシリーズ」は非常に完成度が高く、単体でも優位性のあるトレードを行うことが可能です。

その素晴らしさはこちらの動画をご覧いただければご理解いいただけます。

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これらのSQシリーズは、少数精鋭のトレード集団「ザ・シークレット」にて会員向けに配布されたものの一部です。全くの非公開ツールですので他では絶対に入手不可能です。

私自身が「ザ・シークレット」会員であり、SQシリーズの開発者の一人であるため、このサイトでの提供が可能となっています。

まずはこちらの動画をご覧ください。高額FX商材を凌駕するほどの高機能ツールであることをご理解いただけるはずです。

トレンドスター(TrendStar)【検証とレビュー】

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トレンドスター(TrendStar)【検証とレビュー】

トレンドスター(TrendStar)【検証とレビュー】

C評価

『トレンドスター(TrendStar)』検証とレビュー

本日は、杉田順一氏が販売するFX情報商材『トレンドスター(TrendStar)』を検証レビューします。

トレンドスター(TrendStar)
トレンドスター(通貨の相関性の確率は100%です。)
販売元:杉田順一
開発者:杉田順一
発売日:2019/04/24
公式サイト:http://planetin.sakura.ne.jp/trendstar/infotop/

販売者(開発者)の杉田順一氏ですが、これまでに数多くのFX&BO商材をリリースしてきました。過去にリリースした商材を並べるとざっと19個もあります(※インフォトップで販売中のもの)。

FX・バイナリーピンク・GMOクリック証券対応
FX&BO『ドット・ウィン』3セット
『次でしょ』バイナリーオプション
『MONスター』FX&バイナリーオプション
JUN★BARY「順張り」
『パンフル』 FX&バイナリー
『MONスター2』FX&バイナリーオプション
『ペリカン24シグナル』FX&バイナリー兼用シグナルチャート
バーサス★パイロット
『カンガルー』FX&バイナリーオプション
EU離脱で稼ぐ『E-OUT』FX&バイナリーオプション
『コアラ』オーストラリア
『 シンクロ 』 稼ぎながらスキルアップ
消えない 『シグナル・ゾーン』
ベリーデグ(Very&Deg)BO&FX
イージ・アングル(EasyAngle)BO&FX
ザ・リアル(theREAL)BO&FX
Fuji3(富士山)BO&FX
トレンドスター(通貨の相関性の確率は100%です。)←いまここ

ご自身の経験に裏付けされた手法を具現化したというよりは、アイデア重視で凝ったインジケーターを作り込んだという印象が強いFX商材ばかりです。

どの商材を見ても、杉田順一氏のトレーダーとしての実力を感じないのはなぜでしょう。きっと杉田順一氏はシステムを作ることが好きなのでしょうね。

『トレンドスター(TrendStar)』はどのようなFX商材か?

インジケーターによってトレンドを視覚的に把握するためのツール

『トレンドスター(TrendStar)』は、オリジナルインジケーターによってトレンドをビジュアル的に把握することを狙ったツールです。

まずは『トレンドスター(TrendStar)』のチャートをご覧ください。

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その1

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その1

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その2

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その2

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その3

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その3

正の相関性(順相関)を持つ通貨ペア同士の同調でトレンドを確認

『トレンドスター(TrendStar)』は、通貨間の『相関性』をロジックのベースにしています。正の相関性(順相関)を持つ複数の通貨ペア同調すれば、強いトレンドが発生したと捉えることが狙いです。

ところで、通貨ペア間の相関性(相関係数)とはなにでしょうか?

『相関係数』は、通貨間の相関関係の強弱を確認するために使う指標の一つです。通常は−1から+1の間の数値によって強弱を表示します。

  • 相関係数がプラス…順相関(2つの変数が同方向へ動く)
  • 相関係数がマイナス…逆相関(2つの変数が逆方向へ動く)

『トレンドスター(TrendStar)』は順相関を利用したロジックがメインです。つまり相関関係の強い(相関係数が1に近い)通貨ペア(ライン)をチャート上に重ねて表示し、動きを監視してトレンドを認識するというもの。

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その1

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その1

上の図(チャート)では、AUD/JPY(豪ドル円)のチャートにAUD/USD(豪ドル米ドル)、そしてUSD/JPY(ドル円)のラインチャートを重ねて表示してあります。

各ライン(レートの動き)が重なって同調したタイミングを、ビッグトレンドと認識するというアイデアです。

トレンドスター(TrendStar)
トレンドスター(通貨の相関性の確率は100%です。)
販売元:杉田順一
開発者:杉田順一
発売日:2019/04/24
公式サイト:http://planetin.sakura.ne.jp/trendstar/infotop/

各通貨ペアの相関データは、各証券会社が提供

ところで、実際の通貨ペアの相関性はどこで確認できるのでしょうか?実は、FX証券会社のサイトにいけば、たいてい掲載されています。たとえば以下の表はFXTFのものです。

FXTF‐Symbol Soukan

FXTF‐Symbol Soukan

そして下の画像は松井証券のWEBサイトで閲覧できる『通貨ペア別 相関係数(過去200営業日)』です。

上の『通貨ペア別 相関係数(過去200営業日)』を見ると、USD/JPY(ドル円)と相関性の高い通貨ペアは、

  1. AUDJPY(豪ドル円)…0.87
  2. CAD/JPY(カナダドル円)…0.86
  3. EUR/JPY(ユーロ円)…0.84

であることがわかりますね。値が1に近いほど相関性が高いとされています。

試しにUSD/JPY(ドル円)とAUDJPY(豪ドル円)とのチャートを重ね合わせてみると…

ご覧の通り、レートの動きが概ね合致していることがわかりますね。これが順相関(正の相関性)です。

他にもこんなツールもあります。

OANDAが提供するサービスです。上の表はUSD/JPY(ドル円)に対してどの通貨ペアが相関性が高いかを、時間足ごとに示しています。赤丸が大きく濃いほど相関性が高い(順相関)ことを示しています。

Mataf.net(マタフ)も相関性を確認できるページを公開しています。こちらです。

どちらも無料で使えるので、お好きな方をどうぞ。

相関性は絶対ではない

とはいえ、相関性が万能かといえばそうでもありません。

為替相場は様々な要因によって変動します。その国の地政学的リスクをもろに受けるのが為替相場です。当然ですが、相関性もリアルタイムで変化します。

その点を頭においた上で、参考程度に見るのが賢い使い方でしょうね。

トレンドスター(TrendStar)
トレンドスター(通貨の相関性の確率は100%です。)
販売元:杉田順一
開発者:杉田順一
発売日:2019/04/24
公式サイト:http://planetin.sakura.ne.jp/trendstar/infotop/

『トレンドスター(TrendStar)』の欠点

まず『トレンドスター(TrendStar)』のデメリットについて解説します。以下の欠点が許容できない人は買うべきではありません。

FX商材の欠点(デメリット)

トレンドをあとから認識するだけならば、こんなツールは不要

そもそもトレンドを後から確認するだけならば、こんなツールは不要です。シンプルに移動平均線だけでOKです。

移動平均線を複数本表示させてパーフェクトオーダー(複数のMAが順番に並ぶ現象)でトレンドを認識したほうがよっぽどシンプルで、かつ明確なトレンドを確認できます。

パーフェクトオーダー

パーフェクトオーダー

上のチャートはUSD/CAD(米ドルカナダドル)の15分足チャートに、25日、75日、200日の3本の移動平均線を表示させたものです。上昇トレンドであれば、3本の移動平均線が短期(20日)→中期(75日)→長期(200日)と並ぶことをパーフェクトオーダーと呼びます。このときに強いトレンドが発生していると(あとから)認識できます。

トレンドは、発生の瞬間はだれにも予測できません。あとから見れば誰でも「あ、このときは上昇トレンドだったんだ・・・」と認識できます。

トレンドフォローにおいて最も重要なのは仕掛けのタイミングです。『トレンドスター(TrendStar)』では、そこが全く不明瞭です。トレンド発生そのものをどう認識するのか?どうやってダマシを回避するのか?このあたりの情報(ロジック)が欠落しています。結局、裁量判断が大いに入るのでしょう。だったら移動平均線で十分です。

仮に、相関性が強い(順相関の)通貨ペアを同時監視したところで、結局トレンド発生のタイミングもほぼ同じであるため、意味がありません。たとえば日足のAUD/JPY(豪ドル円)が上昇トレンドになれば、AUD/USD(豪ドル米ドル)も上昇するし、USD/JPY(ドル円)も上昇傾向を迎えます。

で? だから、何なのでしょう?

ENTRYシグナルもEXITシグナルも出ないのだから、つまり裁量トレードということでしょう。トレンド発生を目視で確認して後乗りし仕掛けるわけです。その後も裁量判断でトレンド終焉を確認し手仕舞いする…であれば移動平均線で十分では?

ここが残念…
  1. トレンドを捉えるだけならばこんなツールは不要

『トレンドスター(TrendStar)』総合評価

C評価

【結論】順相関を持つ通貨ペアを重ねて表示させるインジケーターだが残念ながら優位性・必要性を感じない
まだ通貨間の強弱をチェックするほうがロジカルだ
『トレンドスター』はアイデア倒れのインジケーターという印象を拭えない

『トレンドスター(TrendStar)』は順相関を持つ通貨ペアを重ねて表示させて環境認識し、トレンドを捉えるというアイデアのインジケーターです。とはいえ、その論理性というか優位性をまったく感じることができません。

それならば、通貨間の強弱をチェックして、強い通貨と弱い通貨を選択してトレードするほうが、ずっと優位性を感じますね。たとえば、マックス岩本の1秒スキャルFXFXブルーBOXで提供されている通貨強弱判定ツール』などがそうです。現時点で強弱が明確な通貨ペアを選択して仕掛けたほうが、よっぽどロジカルであり優位性が高いはず。

たしかに『トレンドスター(TrendStar)』のチャートを見れば、トレンドを捉えているように見えますが、それは「後づけ」にすぎません。トレンドが発生したから、結果的に美しいチャートを描いているのです。

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その1

トレンドスター(TrendStar)のチャート画像その1

強いトレンドを(あとから)確認するだけならば、MA(移動平均線)を複数本表示してパーフェクトオーダーしている箇所を見るほうが、シンプルにトレンドを確認できます。

パーフェクトオーダー

パーフェクトオーダー

トレンドフォローロジックならば、仕掛けと手仕舞いこそが重要です。いかにダマシを回避し、ビッグトレンドを捉え、十分な利幅を確保して手仕舞いできるか?そのあたりのロジックが欠落しているように感じますね。

残念ながら『トレンドスター(TrendStar)』はアイデア倒れという印象を拭えないFX商材です。

トレンドスター(TrendStar)
トレンドスター(通貨の相関性の確率は100%です。)
販売元:杉田順一
開発者:杉田順一
発売日:2019/04/24
公式サイト:http://planetin.sakura.ne.jp/trendstar/infotop/

オリジナル特典(MT4専用ツール)を無料でご提供しています

当サイトから「購入リンク」を通じてFX商材をご購入された方には、以下の3つのオリジナル特典を全て無料でご提供させていただきます。

MetaTrader専用オリジナルインジケーター「SQシリーズ」は非常に完成度が高く、単体でも優位性のあるトレードを行うことが可能です。

その素晴らしさはこちらの動画をご覧いただければご理解いいただけます。

sqi
sqbox
sqs

これらのSQシリーズは、少数精鋭のトレード集団「ザ・シークレット」にて会員向けに配布されたものの一部です。全くの非公開ツールですので他では絶対に入手不可能です。

私自身が「ザ・シークレット」会員であり、SQシリーズの開発者の一人であるため、このサイトでの提供が可能となっています。

まずはこちらの動画をご覧ください。高額FX商材を凌駕するほどの高機能ツールであることをご理解いただけるはずです。

1秒スキャルFX【検証とレビュー】

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1秒スキャルFX【検証とレビュー】

1秒スキャルFX【検証とレビュー】

S評価

『マックス岩本の1秒スキャルFX』検証とレビュー

「1秒の判断で年収5000万円を誰もが目指せる」というふれこみで、大々的に事前キャンペーンが展開された『マックス岩本の1秒スキャルFX』を検証レビューします。

販売はクロスリテイリング株式会社。開発者は「マックス岩本」氏です。クロスリテイリング講師陣の中でも随一のテクニカルアナリストとしてその名を知られた人物です。テクニカル分析を得意とし、日本テクニカルアナリスト協会認定の資格を持つほどです。

デイトレMAXや岩本式アダムTheoryマスタースクールの開発者としても知られています(※どちらも販売終了)。

1秒スキャルFX
1秒スキャルFX
販売元:クロスリテイリング株式会社
開発者:マックス岩本
発売日:2018/01/25
公式サイト:http://max-trader.s3.amazonaws.com/top/it.html

『1秒スキャルFX』はどのようなFX商材か?

初心者〜中級者向きの”順張り5分足スキャルピング”

『1秒スキャルFX』は初心者〜中級者向きでの5分足スキャルピングシステムです。トレンド転換を2つのカスタムインジケーター(平均足・ボリバン)でダブルチェックして5分足の順張りで仕掛けるスキャルです。

MetaTrader4専用の複数インジケーターを組み合わせた取引システムで、以下の3つのインジケーターで構成されています。

  1. マックス・アベレージキャンドル
  2. マックス・シングル・ボリンジャー
  3. マックス・ジャッジメント

”通貨の競争力”を適宜チェックして、最適な「通貨ペア」を選出してトレードをおこなう

『マックス岩本の1秒スキャルFX』の概要は以下の通り。

  1. 通貨間の強弱をチェック(ジャッジメント)
  2. 平均足Smoothedの色で仕掛け・手仕舞い(アベレージキャンドル)
  3. 短期足で仕掛けるスキャルピング
  4. ロジックはトレンドフォロー(順張り)

最大の特徴ともいえるのが、各通貨同士の強弱(=競争力)をタイムリーにチェックし、その瞬間に取引に最も適した「通貨ペア」を選出するという一連の手順(ストラテジー)にあります。

為替相場が変動するのは、各通貨の需給バランスが常に変動しているからです。つまりある通貨が別の通貨に対して強ければ(需要が高ければ)、その通貨はう上がり、相対する通貨は下がります。米ドルが強く日本円が弱ければ、米ドルは上昇し円は下落します。

  • 強い=買われる→上昇
  • 弱い=売られる→下落

各通貨の強弱(最近のトレンド)がわかれば、どの通貨が上昇しやすくそして下落しやすいのか、容易に判断することが可能になります。強い通貨を買い、弱い通貨を売ればよいのですから。

通貨間の強弱を事前にチェックした上で、最も利益を上げやすい(トレンドを読みやすい)通貨ペアを選出し、5分足の順張りスキャルピングで仕掛ける。それが『1秒スキャルFX』の最大のアドバンテージといえます。それを可能にするツール(マックス・ジャッジメント)については、後ほど詳しく解説します。

まずは、各インジケーターについて順番にみていきましょう。

「マックス・アベレージキャンドル」で瞬時に局面を判断し、トレード可否をわずか”1秒”で見極める

『マックス岩本の1秒スキャルFX』はその名の通り、トレードの可否をわずか1秒で判断できるツールであることが最大の「ウリ」です。1秒で判断するためのアイデアがインジケーターの「色」です。

「マックス・アベレージキャンドル」は、インジケーターの「色」を見て、瞬時に局面を判断しエントリー可否を断定できるツールです。色が変わればエントリー、また色が変われば決済するという、極めてシンプルなツールですね。

以下のチャートをご覧ください。ローソク足に追随するように”平均足”が表示されていますね。これが「マックスアベレージ・キャンドル」です。

『マックス岩本の1秒スキャルFX』アベレージキャンドル

『マックス岩本の1秒スキャルFX』アベレージキャンドル

「マックスアベレージキャンドル」は、”平均足Smoothed”をベースにしたインジケーターです。パラメーターはデフォルト値を少し変えてますね。平均足Smoothed(マックスアベレージキャンドル)の色の変化で、相場の局面を判断するというアイデアです。

上のチャート図は非常にわかりやすいトレンドが発生しているので、「マックス・アベレージキャンドル」での判断も極めて容易です。レンジ相場ではたして有効に機能するのか?このあたりが気になるポイントです。

”平均足Smoothed”は、ローソク足の4本値(初値・終値・高値・安値)を複数回にわたって平均化したものです(平均足をさらに平均化)。平均化することによってローソク足の細かなノイズを排除し、大まかなトレンドを視覚的に捉えることを可能にします。

「マックスアベレージキャンドル」を見るとわかるように、ローソク足が多少上下しても(ノイズが発生しても)、「平均足Smoothed」はまったく反転していないとがわかりますね。

下図チャートはFOREXFACTORYで公開されている「Heiken Ashi Smoothed」です。

Heiken Ashi Smoothed

Heiken Ashi Smoothed

ごらんの通り、ローソク足のノイズを排除し、トレンドの方向性を一層明確に示していることがわかります。上昇トレンド・下降トレンドが「色」によってひと目で判別できますね。

  • 青…上昇トレンド
  • 赤…下降トレンド

『1秒スキャルFX』のマックスアベレージキャンドル(平均足Smoothed)は、この「色」に着目し、初心者でも容易にトレンドの方向性がわかるように取り入れたわけです。

「マックス・シングル・ボリンジャー」で仕掛け・手仕舞いをフィルタリングして、トレード精度を高める

「アベレージキャンドル」で仕掛けと手仕舞いのタイミングを図るのですが、さらに精度を高めるためにフィルタリングをおこないます。それが「マックス・シングル・ボリンジャー」です。

『マックス岩本の1秒スキャルFX』マックスシングルボリンジャー

『マックス岩本の1秒スキャルFX』マックスシングルボリンジャー

上昇トレンド発生時には「−2σ」のみを表示、下降トレンド発生時には「+2σ」のみを表示するようにカスタマイズしたボリンジャーバンドですね。「マックス・シングル・ボリンジャー」を重ねて表示させることで、相場の局面をより一層把握しやすいチャートに仕上がっています。

「マックス・シングル・ボリンジャー」の上抜け・下抜けで確実に”トレンド転換”を確認した上での仕掛け(ENTRY)をおこなうことで、「ダマシ」を回避します。

また、早期に低リスクで利益を確保したいならば、「アベレージキャンドル」の色変化で手仕舞い。一方、多少のリスクを取りつつ大きな利益を狙いたいならば「マックス・シングル・ボリンジャー」のトレンド転換まで待つなど、トレードのリスクを低減しつつ利益を着実に積み重ねていくことを可能にします。

「マックス・シングル・ボリンジャー」のベースは「BBands Stops」

余談ですが、「マックス・シングル・ボリンジャー」のベースは、海外フォーラムで見かける「BBands Stops」と考えられます。下図のチャートが「BBands Stops」です。

「BBands Stops」は、ローソク足が+2σを超えると反対側(下側)に−2σラインを表示し、ローソク足が−2σを超えると反対側(上側)+2σラインを表示させるテクニカルツールです。つまり、

  • 上昇トレンド発生時…−2σラインのみを表示
  • 下降トレンド発生時…+2σラインのみを表示

主にトレンドフォロー(順張り)のストップ(損切り)目安に利用されることが多い傾向にあります。トレンド発生で仕掛けたら、損切りポイントを「BBands Stops」の位置に設定、トレンドが続けば「BBands Stops」も切り上がる(切り下がる)ので、損切りポイントも同じように移動させます。いわばトレーリングストップの目安のようなものですね。

またトレンド転換をダメ押しで教えてくれるのも「BBands Stops」の利点です。

「マックス・ジャッジメント」で通貨の強弱を見極め、大きなトレンドを期待できる”通貨ペア”を選定する

「マックス・ジャッジメント」は、トレンドが一方向に現れやすい通貨ペアを選定するためのオリジナルインジケーターです。具体的には、各通貨の強弱(相関関係)を一覧にしてチャート上に表示させて、取引するべき通貨ペアを瞬時に見極めるためのツールです。

通貨の強弱を重視する手法は、最近では同じクロス社がリリースしたダイヤモンド・トレンドFXにも採用されているほどで、ちょっとしたブームを見せていますね。

「マックス・ジャッジメント」は、チャートの右上に代表的な通貨の強弱をまとめてチェックできるように、表形式で掲載してあります。

『マックス岩本の1秒スキャルFX』マックス・ジャッジメント

『マックス岩本の1秒スキャルFX』マックス・ジャッジメント

『マックス岩本の1秒スキャルFX』マックス・ジャッジメント

『マックス岩本の1秒スキャルFX』マックス・ジャッジメント

”強い通貨を買い、弱い通貨を売る”

「マックス・ジャッジメント」に似たツールとしては、有限会社クラフトユタカが販売する「環境認識ブルーBOX」に付属する「通貨強弱判定ツール」があります。

販売ページから、ちょっと画像を拝借します。

ブルーBOXの「通貨強弱判定ツール」は、強い通貨と弱い通貨の組み合わせを一覧表で判別できるツールです。判別法は次のとおり。

  • 黄緑色で表示された通貨…強い(買われている通貨)
  • 赤色で表示された通貨…弱い(売られている通貨)

前日のボラティリティから当日の買い圧力、売り圧力を判定して表示しています。並べてみると、「通貨強弱判定ツール」は「マックス・ジャッジメント」と似ていますが、ベースロジックは異なります。

マックス・ジャッジメントと通貨強弱判定ツールを比較

マックス・ジャッジメントと通貨強弱判定ツールを比較

  • 「マックス・ジャッジメント」…時間足毎に強い通貨順に並べて表示
  • 「通貨強弱判定ツール」…特定通貨が他の通貨に対して強いか弱いかを表示

ロジックのベースはそれぞれ異なりますが、「強い通貨」と「弱い通貨」を判定するという意味において本質は同じです。

”通貨の強弱”をいかにして判断するか?

通貨の強弱を見極める方法はこのブログでも何度か紹介してきました。

一般的に、通貨の強弱を判断するには「マタフ」「Currency Strength Chart」などのツールが活用されることが多いです。

メジャーなものはやはりマタフ(https://www.mataf.net/)のカレンシーインデックス(Currency index)です。直近(2018年1月28日)のCurrency index(1時間足)をご覧ください。

Currency index(2018/01/28)

Currency index(2018/01/28)

現時点では「EUR」「GBP」が強く(プラス圏にある=買われている)、「USD」が弱い(マイナス圏にある=売られている)ことがわかりますね。マタフを見れば、通貨の強弱やボラティリティがひと目でわかります。

これらのデータを活用することで、現時点で「最も強い通貨を買い、最も弱い通貨を売る」という戦略をとることが可能になります。

『1秒スキャルFX』の「マックス・ジャッジメント」は、マタフのようなグラフではなく「文字情報」としてチャート右上に”通貨の強弱”を表示しています。

マックス・ジャッジメント

マックス・ジャッジメント

4段階に分かれているのは、時間足毎の強弱を表示しているからです。上の「マックス・ジャッジメント」においては、GBPが最も強い通貨であり、JPYが弱い通貨であると判断できますね。

たんなる文字情報よりも、マタフに代表されるカレンシーインデックス(Currency index)の方が、よりビジュアル的に通貨間の強弱を時系列で判定できます。また、ボラリティの推移も容易にわかります。とはいえ、初心者がカレンシーインデックス(Currency index)を活用してトレードすることは少しハードルが高いかもしれません。

『マックス岩本の1秒スキャルFX』の「マックス・ジャッジメント」は、初心者が瞬時に「トレードすべき通貨ペア」を選択するためツールです。必要最小限のツールとして、十分な機能を備えていると考えられます。

『マックス岩本の1秒スキャルFX』の欠点

まず『1秒スキャルFX』のデメリットについて解説します。以下の欠点が許容できない人は買うべきではありません。

FX商材の欠点(デメリット)

レンジ相場での”ダマシ”は回避できない=必要経費と割り切れるか?

『1秒スキャルFX』のストラテジーはトレンドフォロー(=順張り)です。ボラティリティの大きな通貨=強い通貨を選択し、トレンドの転換を狙って順張りで仕掛けるロジックです。

誰が見てもわかるようなトレンドが発生したときは、容易に勝てることは誰しも想像に難くないでしょう。明確なトレンド発生時は、トレンド転換ポイントもわかりやすいものです。

一方、レンジ相場やグダグダの相場では、どうしても”ダマシ”が多発します。レンジでの”ダマシ”を100%回避する手立てはありません。マニュアル内では、レンジ相場でのダマシ回避対策がサラッと解説されていますが、有効な手立てとは言えません。

ダマシはトレンドフォローの必要経費であると、割り切る姿勢が必要です。

FX商材の欠点(デメリット)

スキャルならではの”ストレス”は、ある

5分足スキャルピングですので、それなりに”せわしないトレード”になることは否定できません。瞬間的に訪れるチャンスを逃さず仕掛けたいならば、PCの前で集中して待機することが求められます。

とはいえ、トレンドフォロー(順張り)なので、逆張りスキャルと比べればストレスは軽度です。事前にボラティリティの高い通貨ペアを選定し、トレンド転換を確認後に入るため、慣れればトレードチャンスの到来をある程度予測することができるようになります。一般的なスキャルと比べて心の準備はしやすいでしょう。

ここが残念…
  1. レンジ相場での”ダマシ”は回避できない=必要経費と割り切れるか?
  2. スキャルならではの”ストレス”は、ある

『マックス岩本の1秒スキャルFX』の評価点

次に『1秒スキャルFX』の評価できるポイントを解説します。

FX商材の良点(メリット)

テクニカル好きにはたまらない理路整然としたストラテジー

マックス岩本氏のアイデアが詰め込まれたテクニカルストラテジーは、好きな人にはたまらないでしょう。通貨の強弱を見極めたうえでトレンド転換を確認し、仕掛けと手仕舞いを行う。一連の流れを全てオリジナルインジケーターに落とし込んだテクニカルツールの集合体、それが『マックス岩本の1秒スキャルFX』といえます。テクニカルアナリストであるマックス岩本氏の真骨頂ともいえるFX商材です。

FX商材の良点(メリット)

ストラテジー(手法)は一貫性がありロジックに破綻がない

通貨間の強弱を確認してトレンド転換で順張り方向に仕掛けていくスタイルは、極めてロジカルで一貫性があり、優位性を有します。シンプルな手法ですが、だからこそ普遍性があり、通貨ペアを選びません。これから動きそうな通貨ペアを予測し、明確な相場転換を待ち、動いた方向に素直に仕掛けます。奇をてらうロジックではなく、シンプルかつ整合性があります。

FX商材の良点(メリット)

慎重に選択された3つのテクニカルは必要にして十分だ

『1秒スキャルFX』のチャートは、一見シンプルで物足りなさを感じるほどです。主要インジケーターはわずか3つだけ。

  1. マックス・ジャッジメント(通貨強弱判定ツール)
  2. マックス・アベレージキャンドル(平均足Smoothed)
  3. マックス・シングル・ボリンジャー(BBands Stops)

しかし、これらのインジケーターは『1秒スキャルFX』のロジックを補完するためにに、慎重に選ばれたものばかりです。「マックス・ジャッジメント」で強い通貨と弱い通貨を見極め同時にボラティリティを把握、「平均足Smoothed」と「マックス・シングル・ボリンジャー」で明確なトレンド転換をダブルチェックしつつボラティリティサイズを再確認。3つのインジケーターが互いに補完し合うことで、ストラテジーの精度を高めることに成功しているといえます。

ここがオススメ!
  1. テクニカル好きにはたまらない理路整然としたストラテジー
  2. ストラテジー(手法)は一貫性がありロジックに破綻がない
  3. 慎重に選択された3つのテクニカルは必要にして十分だ

『マックス岩本の1秒スキャルFX』総合評価

S評価

【結論】「1秒スキャル」とう名の通り、瞬時に局面を判断するための工夫が随所になされ、ロジックも一貫していて破綻がない点は高く評価できる
中でも”通貨間の強弱”をチャート内に常時表示させる「マックス・ジャッジメント」は秀逸
「マックス・ジャッジメント」を手に入れるだけでも購入する価値のある商材だ
「マックス・ジャッジメント」を既存のFX商材や各人の手法と組み合わせることでトレード精度を高めてくれる可能性を秘めている

トレンド転換を2つのカスタムインジケーター(平均足・ボリバン)でダブルチェックして順張りで仕掛ける手法は難易度も低く、初心者から中級者までオールラウドに使いこなすことが可能です。

瞬間的に局面を捉えるために「色」を活用するなど、易しさを追求しつつスキャルの精度を高める工夫が随所になされています。

とりわけ通貨間の強弱やボラティリティを視覚的に把握できる「マックス・ジャッジメント」は、全トレーダーが今すぐMetaTrader4に導入するべき”秀逸ツール”です。

マックス・ジャッジメント

『マックス岩本の1秒スキャルFX』マックス・ジャッジメント

リアルタイムで”強い通貨”と”弱い通貨”を認識し、トレンドが発生しやすい通貨ペアを瞬時に把握できます。まさに「便利すぎて、死ぬまで手放せない」ほどのツール。

通貨間の強弱やボラティリティを視覚的に把握するためのデータは、これまで「マタフ」に代表されるカレンシーインデックス(Currency index)くらいしか存在しませんでしたので、通貨間の強弱をチャート内に常時表示させることのできる「マックス・ジャッジメント」は画期的といえます。

「マックス・ジャッジメント」を手に入れるだけでも、『1秒スキャルFX』を購入する価値が十分にあります。

評価ポイント
  1. テクニカル好きにはたまらない理路整然としたストラテジー
  2. ストラテジー(手法)は一貫性がありロジックに破綻がない
  3. 慎重に選択された3つのテクニカルは必要にして十分だ
残念ポイント
  1. レンジ相場での”ダマシ”は回避できない=必要経費と割り切れるか?
  2. スキャルならではの”ストレス”は、ある

『マックス岩本の1秒スキャルFX』を購入したほうが良い人

  • テクニカルトレードが大好きな人
  • トレンド転換を容易に知りたい人
  • トレンドフォローが好きな人
  • 通貨間の強弱を知りたい人

『マックス岩本の1秒スキャルFX』を購入してはいけない人

  • カウンタートレード(逆張り)が好きな人
  • スイングトレードが好きな人
1秒スキャルFX
1秒スキャルFX
販売元:クロスリテイリング株式会社
開発者:マックス岩本
発売日:2018/01/25
公式サイト:http://max-trader.s3.amazonaws.com/top/it.html

オリジナル特典(MT4専用ツール)を無料でご提供しています

当サイトから「購入リンク」を通じてFX商材をご購入された方には、以下の3つのオリジナル特典を全て無料でご提供させていただきます。

MetaTrader専用オリジナルインジケーター「SQシリーズ」は非常に完成度が高く、単体でも優位性のあるトレードを行うことが可能です。

その素晴らしさはこちらの動画をご覧いただければご理解いいただけます。

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これらのSQシリーズは、少数精鋭のトレード集団「ザ・シークレット」にて会員向けに配布されたものの一部です。全くの非公開ツールですので他では絶対に入手不可能です。

私自身が「ザ・シークレット」会員であり、SQシリーズの開発者の一人であるため、このサイトでの提供が可能となっています。

まずはこちらの動画をご覧ください。高額FX商材を凌駕するほどの高機能ツールであることをご理解いただけるはずです。

Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)【検証とレビュー】

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Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)【検証とレビュー】

Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)【検証とレビュー】

C評価

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』検証とレビュー

本日は、佐藤洋(さとうひろし)が販売するFX情報商材『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』を検証レビューします。

Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)
利益率1日平均6%のFX手法「もう、値動きは予想しない」 Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)
販売元:佐藤洋(さとうひろし)
開発者:佐藤洋(さとうひろし)
発売日:2019/06/08
公式サイト:http://review-information.com/

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FX商材ランキング【2019年最新版】

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』はどのようなFX商材か?

多段階「ナンピン」裁量トレード

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』は、いわゆるナンピントレードです。

一定の価格帯の中をレートが上下動するタイミングを見計らって、多段階でナンピンを仕掛けていきます。

多段階ナンピンした全てのポジションの含み益がわずかでもプラスになれば、1pipsであろうと即座に決済します。

1pipsの利確を10回繰り返してトータルで10pipsを狙う

当初から「利益を伸ばす戦略」を捨て去り、多段階ナンピンによって生じるわずかな含み益を確実に利確します。それを繰り返してトータルの利益を拡大していくという戦略ですね。

仮に、1日の利益目標を10pipsとした場合、一度のトレードで10pips〜を狙うのではなく、1回のトレードで1pips程度の利益を狙います。それを10回繰り返してトータルで10pipsを達成するわけです。

もちろん一度の仕掛けで10pips取れれば申し分ありませんが、そこは狙っていないのです。ほんのわずかな含み益(1pips〜)を確実に利益に変えていく。それを繰り返してトータルの利益を伸ばしていくことが目的です。

チャネルラインを引き「目視」で仕掛ける

具体的な仕掛けタイミングや方向は、チャートにチャネルラインを描写して「目視」で判断します。

チャネルラインとは、トレンドラインと、そのトレンドラインに平行に引いた2本のラインのことです。

チャネルライン

チャネルライン

上のチャートはUSD/JPY(ドル円)の15分足です。下降トレンドに合わせてトレンドライン(下のライン)を引き、そのトレンドラインに合わせて並行のラインを引いてあります。この2本のラインを「チャネルライン」と呼びます。

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』では、チャート上にチャネルラインを引いてトレンドの方向を判断し、「売り」で仕掛けるのか「買い」で仕掛けるのかを決めます。

たとえば以下のチャート(ERU/USD 15分足)では、チャネルラインによって上昇トレンドであることがわかりますね。

チャネルライン

チャネルライン(EUR/USD_M15)

この場合、当然「買い」で仕掛けていきます。ENTRYタイミング(+ナンピンのタイミング)も、チャネルラインをベースにします。

仕掛けやナンピンの詳しいタイミングはマニュアル内で詳しく解説されています。

ナンピンによって建玉(ポジション)の平均額を有利にして「利確できる確率」を高める

最初のエントリーが思惑通りに「含み益」になれば即座に決済して、数pipsの利益を確保します。この場合、当然ナンピンは行ないません。

レートが思惑に反して逆行した場合(つまり含み損が発生した場合)、戦略的にナンピンを行うわけです。ナンピンは、相場状況に応じて、一度だけでなく複数回(最大10回程度まで)おこないます。

ナンピンを戦略的におこなうことによって、建玉(ポジション)の平均額を有利にして「利確できる確率」を高めます。

レートが戻らなければ最大10回までナンピンを継続する

ナンピン戦略は、建玉の平均額を有利にして「利確できる確率」を高めることができますが、その一方で逆行したレートが戻らなければ含み損は一気に拡大してきます。

多段階ナンピンによって複数のポジションを建てた後、レートが逆行を続ければ、資金管理次第では口座破綻(ロスカット)という最悪の事態も招きかねません。

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』ではどうするか?

10回までナンピンできる資金管理をしておき、含み益が生じるまでナンピンを最大10回まで継続する…という戦略が示されています。

トレンド継続が確認でき、かつ逆行したレートが反発すると読める限りは、ナンピンを続けるのです。

反発力が低下したタイミングで損切りする

一方、レートの反発(リバウンド力)力が低下=トレンドの勢いが大幅に減少したと判断したときは、トレードを手仕舞いします。

複数のナンピンによって、含み損が出ている場合も同様です。リバウンドが期待できなければ全てのポジションをクローズします。

含み損が出てもリバウンドで戻ってくる確率が高いタイミングでの仕掛けが絶対的に必要

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』の戦略の要(かなめ)は、含み損が出ても必ず反発してレートが戻ってくる確率が高いタイミングを見極めることにあります。

リバウンド率が高い場所での仕掛け…これこそが『Million Trading Club』のキモといえます。

リバウンド率が高い場所とはどこなのか?実はこの見極めが非常に難しいわけです。

『Million Trading Club』では独自の7つの視点によって、理想的な仕掛け場所を探ります。

7つの視点によって選び出されたポイントでENTRYをおこない、7つの視点が一致しなくなった時点で躊躇することなく損切りを行う。

そうすることでコツコツドカンを回避し、トータルでの損益をプラスにするというアイデアです。

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』の欠点

まず『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』のデメリットについて解説します。以下の欠点が許容できない人は買うべきではありません。

FX商材の欠点(デメリット)

手垢にまみれた古臭い手法でありナンピン戦略の難しさはなんら解消されていない

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』の表面上の戦略は、単なる多段階ナンピンであり、もはや手垢にまみれた古臭い手法にすぎません。無数のトレーダーによって検証・実践され続けた古典的手法といってもよいくらいです。

では、その優位性はどうなのか?これはなんとも言えません。結局、裁量判断が占める割合が多い手法であるため、稼げる人は稼げるし、稼げない人は全く稼げない…という結果になります。

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』においても、リバウンド率が高い場所での仕掛けが絶対的に求められ、そのための独自の判断指標が7つ提供されています。とはいえ、全て裁量での判断が不可欠であり、各トレーダーの大局を読み取るスキルや経験則に大きく依存する手法であることに変わりはありません。

FX商材の欠点(デメリット)

ストレスが半端ないナンピン戦略は誰でもできる手法ではない

ナンピン戦略を初めて学ぶと、その可能性に多くのトレーダーが目を輝かせます。ロジカルな戦略に思えるし、実際にやってみれば初心者でも容易に勝てるケースが多いからです。

しかしながら、ナンピン戦略で長期的に利益を残せるか?といえば、そこは各トレーダーの裁量・スキルに大きく依存します。

大局を正しく見極めるスキルがなければ、何度もコツコツドカンを繰り返し、気がつけば資金を大きく減らしてしまうことも多々あります。

また、レート逆行による含み損の急速拡大や多段階の建玉による資金圧迫、さらには一度の損切りによってこれまでの利益を吹き飛ばしてしまう(=損大利小)など、様々なストレスに耐えなければナンピン戦略は継続できません。

FX商材の欠点(デメリット)
  1. 手垢にまみれた古臭い手法でありナンピン戦略の難しさはなんら解消されていない
  2. ストレスが半端ないナンピン戦略は誰でもできる手法ではない

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』の評価点

次に『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』の評価できるポイントを解説します。

FX商材の良点(メリット)

ナンピン戦略を短時間で学ぶことのできる教科書的なFX商材

初心者が、多段階のナンピン戦略を短時間で学ぶことのできるFX商材としては、高く評価できます。

ナンピンについては、ネットで調べればいくらでも検証サイトがヒットし、具体的な手法を学ぶことができます。

ただ、ナンピン戦略を短時間で効率よく学びたいならば、やはり体系的にまとめられたFX商材が適しています。

FX商材の良点(メリット)
  1. ナンピン戦略を短時間で学ぶことのできる教科書的なFX商材

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』総合評価

C評価

【結論】体系化された”ナンピン戦略”を短時間で学ぶことのできる教科書的なFX商材
とはいえ残念ながらナンピン戦略の”難しさ”を払拭したとは言い難い
ナンピンはストレス耐性の高いトレーダー向けの極めて高度な戦略であり、初心者がうかつに手を出せば資金を瞬時に溶かしてしまう危険な手法であることを知っておくべき

ナンピン戦略を体系化し、誰でもすぐに実践できる手法まで落とし込めている点は高く評価できます。

とはいえ、実践ができたとしても長期的に利益を残せるかどうかは、各人の裁量スキルに大きく依存するのがナンピン手法の特徴です。

短期で利益を残せても相場の読みが甘ければ、一度の損切りでこれまでの利益を吹き飛ばします。また、ナンピンは非常にストレスの高い手法の一つです。拡大していく含み損に耐えつつ、さらにポジションを建て、レートの戻りを待たなければなりません。これは言葉でいうよりも遥かに難しい行為です。

身も蓋もない話をすれば、ナンピンで利益を残せるトレーダーは、ナンピンをしなくても十分に勝てるトレーダーなのです。

以前にも紹介しましたが、撤退を前提とした一発逆転を狙う”ナンピン戦略”や話題の『グルグルトレインFX手法』に代表される両建ナンピンなど、ナンピンの使い方は多岐にわたります。ナンピンを主軸としたたった一つの手法にとらわれることなく、数ある戦略の一つとしてナンピンを自分の武器にしておくというのがオススメです。

ナンピンの入門書として『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』を購入し、その知識をベースに様々なナンピン戦略を学んでいくのも良いかもしれませんね。

FX商材の良点(メリット)
  1. ナンピン戦略を短時間で学ぶことのできる教科書的なFX商材
FX商材の欠点(デメリット)
  1. 手垢にまみれた古臭い手法でありナンピン戦略の難しさはなんら解消されていない
  2. ストレスが半端ないナンピン戦略は誰でもできる手法ではない

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』を購入したほうが良い人

  • これからナンピンを学びたい人

『Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)』を購入してはいけない人

  • ナンピンだけで勝てると思い込んでいる人
  • ナンピンを聖杯だと思っている人
Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)
利益率1日平均6%のFX手法「もう、値動きは予想しない」 Million Trading Club(ミリオントレーディングクラブ)
販売元:佐藤洋
開発者:佐藤洋
発売日:2019/06/08
公式サイト:http://review-information.com/

オリジナル特典(MT4専用ツール)を無料でご提供しています

当サイトから「購入リンク」を通じてFX商材をご購入された方には、以下の3つのオリジナル特典を全て無料でご提供させていただきます。

MetaTrader専用オリジナルインジケーター「SQシリーズ」は非常に完成度が高く、単体でも優位性のあるトレードを行うことが可能です。

その素晴らしさはこちらの動画をご覧いただければご理解いいただけます。

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これらのSQシリーズは、少数精鋭のトレード集団「ザ・シークレット」にて会員向けに配布されたものの一部です。全くの非公開ツールですので他では絶対に入手不可能です。

私自身が「ザ・シークレット」会員であり、SQシリーズの開発者の一人であるため、このサイトでの提供が可能となっています。

まずはこちらの動画をご覧ください。高額FX商材を凌駕するほどの高機能ツールであることをご理解いただけるはずです。

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